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この産院一択だった理由

こんにちは、風香です🍀

今回は私のnoteの主なテーマでもある、今通っているクリニックを選んだ理由をお話しします。受診前の良いイメージが、受診後に確信に変わっていきました。

全ての人に全ての項目が参考になるわけではないと思いますが、一つの考え方としてお付き合いください。また、近隣にお住まいの方には本当におすすめなのでぜひ一度ご検討くださいね。

公開記事に医療機関の良し悪しを書くのが怖かったので、産院の名前は別の記事で公開します。都内でご出産の方は、ここ本当におすすめなのでよろしければ記事公開後にご覧ください!!


1.立地

最重要ポイントです。何十回も通うし、なんなら産んだ後も健診で行くし、通いやすいに越したことはありません。
陣痛発来後、タクシーであっという間に行ける距離っていうのは大切です。

私の場合、全行程徒歩だと1時間以上かかる距離なのですが、バスに乗ったら40分くらいになる場所に住んでいます。
もっと近くで分娩できる病院もあるにはあるのですが、2.でお話しする無痛分娩の症例が少なくて怖いので、やめておきました。

また、自転車を乗り回していた小中学生時代から、習い事で通い詰めた場所にも近いことから、土地勘もあり、安心できる地区であることも決め手の一つでした。

2.無痛分娩とその他医療行為

2-1 無痛分娩の信頼の実績・24時間対応

「産みの苦しみに耐えてこそ母」のような謎の精神論の時代が終わり、少しずつ無痛分娩のできる病院が増えてきました。自費診療なので、産院側が言い値で行えるのも件数増加を後押ししているのかもしれません。

そこらへんまで調べて私が気になったのは、「ちゃんと実績のある産院じゃないと事故りそうじゃない?」ということ。
無痛分娩では、脊髄のよくわからないところに麻酔をかけるので、慣れていない医師かもしれないと思うと、安心して身を任せられません。

ここの院長は周産期医療の世界一と言われた病院の勤務経験があり、本院開院後の実績もホームページにある通り、確かなものです。

また、「麻酔科医がいないときは無痛対応不可」と記載のある他の産院と比べ、しっかり24時間対応と書かれているのも安心材料でした。(ご飯の直後に陣痛が来たとか、逆子だとか、どうしようもない理由で麻酔できないことはあります)

2-2 緊急帝王切開率、会陰切開率共にごく僅か

無痛分娩24時間対応以外の、もう一つのこの産院の推しポイント。
それが緊急帝王切開と会陰切開の率の低さです。

無痛分娩で麻酔かけてしまうと、いきむ力が弱くなるため、元々体力(筋力)が強くない人は赤ちゃんを押し出せなくて結局帝王切開に切り替えになったりするそうです。

会陰切開は、子宮の出口が固くて出て来れない場合に、無理にいきんで出口が変に裂けるのを防ぐため、予め医師の判断で影響の少ない方向へ会陰を切っちゃうこと。

どちらも初めて聞いた時に戸惑いました。いやいや待てよ、無理だろ必要なんだろうけど怖い怖い。
でも、このクリニックではそれを防ぐための事前指導(フィットネスクラス)と、敏腕スタッフの当日指導(前傾姿勢で過ごすとか、風呂で体を温める等)で、それらを最小限に抑えているとのこと。
実際、公開されている分娩統計では毎年無痛分娩中の帝王切開切り替えは1~5件(施行数によりますがMAX3%もない)、会陰切開率は約5%となっています。

フィットネスクラスの記事はこちらから♪♪

2-3 アドバンス助産師が多いらしい

助産師さんてだけですごいんですが、更に研鑽を積んだ方だけがなれる「アドバンス助産師」さんが揃っているとのこと。

調べてみると、年やデータソースによってばらつきはありますが、看護師の就業者数は約120万〜170万人の様子。それに対してアドバンス助産師は2023年で8951名なので、約0.6%のレア度です。

こちらのサイトで、各医療機関のアドバンス助産師の人数と、公開希望の方のお名前が検索できます。

新米さんの教育ももちろん大切ですが、不妊治療後に授かった大切な子なので、できるだけ安全に産める環境を選びたくて、このポイントも高評価でした。

3.立ち会い出産OK

1人で産むなんて怖すぎる。ビビりなので。
友達の出産体験を聞くと、いきみ逃しのためにテニスボールをお尻の穴に押し込むという技があるらしく、その為を含めて、病室内を自由に動ける人がいてほしかったのと、誕生の瞬間は2人で味わいたいと思っていたので。
コロナがまた増えてきたらどうなるかわかりませんが、小康状態の今なら大人1人までOKみたいです。

4.母乳育児推奨

だって経済的だし、外出時に荷物減るじゃないですか。
という大人側の理由はさておき。

母乳って賢くて、その赤ちゃんにぴったりの成分で出るし、母乳育児をすると母体の回復が早まるらしいんですよね。何それウィンウィンじゃん。
※その赤ちゃんにぴったり=早産だったりすると成分が変わったりするらしい!

元から乳腺が無いとか、甲状腺系?の病気を持っている人でもない限り、基本全員母乳は出るらしいですよ。但し、分娩後1~2週間で頑張らないとリズムがつかめなく「母乳が出ない」という状態に陥るらしいので、つらかろうがなんだろうが、鬼の精神力でやるんだ…頑張ろう。。。

5. デメリット=費用のみ

ランニングコストじゃないし、不妊治療でウン十万円どぶに捨ててるし、都内で産むなら大差ないでしょ、と思い目をつぶることにしましたが、保険効かないし、言い値なので、まあ高いです正直。

分娩予約の際に「無痛の場合、妊婦検診~分娩で合計約〇〇万円かかります」と教えてくれます。分娩のための入院費用はホームページを見てざっくり計算していたのですが、妊婦検診が毎回助成券よりかなりはみ出るのと、厚労省的にやらなくてもいいことになっている胎児ドッグ(ただし絶対おすすめ)やNIPTで飛ぶようにお金がかかることもあり、結果的に自分で計算した入院費用+約30~40万円の額となりそうです。

費用については別記事で赤裸々に語るので、公開したらご覧ください!

6.その他通院中に認識したメリット

6-1. 待ち時間が激短すぎておすすめ

不妊治療の病院では平気で1時間も2時間も待たされ、「予約の意味とは?」と毎回不快でした。

しかし、こちらの産院では早ければ5分足らずで呼ばれ、中待合エリアに進めます。20回ほど通っていますが、長くても体感10分くらいがMAXです。更にそこから診察室に呼ばれるまでも最長3分程度。何なら到着数分後、まだ外待合にいるのに診察室から直接呼ばれたこともあります。
ちゃんと予約した意味があります。早いと受付から40分で帰れます。

それでいて、診察自体がテキトーということも全くなく、必要十分な会話をして、最後に質問あるかも聞かれるので、Google口コミにたまに書いてある淡白さみたいなのも今のところ感じていません。

6-2. 助産師さんによる保健相談が心強い!

初期・中期・後期の合計3回、助産師さんが約1時間ずつ時間をとって、妊娠期に必要なアドバイスや、お産に向けての情報共有を個別にしてくださいます。
妊婦検診のついでに受けるので、費用も含め詳しくは各回の妊婦検診の記事でご紹介しています。平日に妊婦検診を受ければ、夫も参加可能です。(うちは後期は夫が同席しました)

7.まとめ

不妊治療の記事も読んでくださっている方は、「不妊治療で世話になった産婦人科を選ばなかったのはなぜ?」とお思いかもしれません。
話せば長くなる話なので、別記事にまとめます。ぜひそちらもお読みください!

おわり。


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