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春のせいにしてしまえ

春。心機一転にはもってこいの季節。

「春だから」という一言だけで、自分が変わる理由になるし、挑戦する理由にもなる。だから、ぼくも春のせいにして自分を変えてしまおう。

何を変えようか?
もうこれがすぐに思いついたし、これしかなかった。

「仕事」

今年の春で2年目になるこのタイミングで、仕事を変えようとしている。
理由は色々ある。
「やっていくうちに自分のやりたいことではないことに気づいた」
「職場の人間関係が良くない」
「自分の役割がその場の穴埋めのように扱われている」などなど。
いくつかあげられるけど、一番大きな理由は、「現職を3年以上続けて、その後の人生の責任を自分で負えると思えなくなった」というところだった。
今の仕事を今後続けていって、少しずつその道のスキルが身について、やる仕事の責任が増していった時に嬉しさを感じるビジョンが思いつかなかった。そうして、今の道でキャリアを積んだ時に「あの時道を変えておけば」と後悔し、変えなかった自分を恨んでいそうだった。

こう言った時に、「その判断は早計では?」と思うかもしれない。けど、この1年で先輩方から耳にした話が会社に対するマイナス意見や、他部署や同じ職場の人に対する愚痴で溢れていた。そんな状況で良いビジョンが思いつかなかった。もしかしたら、他の会社もそうかもしれないけど、現状このままでは自分もその毒に侵されそうで怖くなった。

だから、まだ毒が回っていないうちに脱出しようと決めた。
たとえ、進む道が茨の道でも、奈落に繋がっていてもそこへ突っ込んでいくつもり。擦り切れて、血まみれになっても、毒に侵されるようはマシと思って進んでいくことにする。
正直、仕事も大変な中で真っ暗闇へ進んでいくのは怖いし、気力と体力をかなりもっていかれる。それに、何度も引き返した方がいいんじゃないかと不安に駆られている。でも、同時に「自分の人生を生きている」という感覚を覚えている。自分で舵を取ってしっかり進もうとしていて、それ故の辛さとワクワクが共存している。このワクワクを手放さないようにしながら進んでいく。

「仕事を通して、人生を考えることを諦めない」

そんな決意をここに残して、先へと進んでいく。
春風に背中を押してもらいながら、一歩ずつ踏みしめていくことにする。

さぁ、やっていこう!!


今回の記事は、ことばと広告さんが「書く部」で出したお題「春のせいにして変わろう」をもとに書きました。
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