最近の記事

『アフリカのプラスチック問題と打開策』

〜世界のニュースをアフリカの視点から〜 今回の記事は『アフリカのプラスチックゴミ問題と打開策』について 世界の海洋プラスチックゴミの量は2050年までに海に住む魚の量よりも多くなると言われている。 アフリカでもプラスチックゴミに対する意識は高まっており、サハラ以南の多くの国で使い捨てのビニール袋を禁止する国が増えている。 経済発展と人口拡大に伴い、生活に使用されるプラスチックの量は増加傾向にあるため、排出されるゴミに対しての対処が求められているのである。 これらのゴミ問

    • 『アフリカとSNS』

      ~世界のニュースをアフリカの視点から~ 今回の記事は『アフリカとSNS』について アフリカを含む発展途上国において、SNS利用者が多いことはすでに周知の通りだ。 EndSARS運動に代表されるように、SNSは市民の声を変える力を持つツールであり、SNSの普及はアフリカに大きな社会的インパクトをもたらしている。 ただし、ウガンダでは2018年に ”SNS税” が導入され、SNSを利用する国民は1日につき約5.7円、年間で約2,100円を支払うことを強制されている。これは、

      • 『アフリカ通信環境の課題と未来』

        〜世界のニュースをアフリカの視点から〜 今回の記事は『アフリカ通信環境の課題と未来』について Covid-19を経て、全世界でデジタル市場が急速に伸びた。アフリカも例外ではなく、音楽appや医療、農業に至るまでデジタル化が進んでいる。 しかし、アフリカが抱える通信環境の問題も浮き彫りになった。 2000年代に突入し、通信インフラの整備が進められたものの、未だ大陸の60%に当たる人々が通信料金などの様々な理由でインターネットに接続できていない現状がある。 ※写真1はWorl

        • 『アフリカの音楽アプリ市場の動向』

          〜世界のニュースをアフリカの視点から〜今回の記事は『アフリカの音楽アプリ市場の動向』について 世界中のアーティストの楽曲をスマホ一つで聴ける時代になった今、アフリカにも音楽ストリーミングサービスの波が押し寄せてきた。 母体が中国で拠点をアフリカに置くBoomplay、スウェーデン発のSpotify、地元ケニア発のMdundo、アメリカのApple musicが主力プレーヤーとして挙げられる。 各社の違いはビジネスモデルにある。 サブスクリクション形式を採用するApple

        『アフリカのプラスチック問題と打開策』