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退行催眠② ~誰かの役にたってる~

前回、ヒプノセラピー講座で、
退行催眠をやりましたというお話

今日はその続き
私の退行催眠実習記

退行催眠というと
ネガティブなことが起こった原因に
さかのぼって、その時の状態を
感じてみましょう・・・

というイメージがあるけれど
ネガティブなことだけではなく
ポジティブな体験を思い出す
という ワークもありです

ということで、
最近の ポジティブ体験を思い出し
それと同じ感情を
過去にさかのぼって
味わってみようという
実習

私の最近のポジティブ体験は
訪問看護の仕事で
利用者さんに
「ありがとう」と言ってもらえたことで
心が、ほっとして、
「私も誰かの役にたててるんだ」
という思いがあったので

「誰かの役にたてて、嬉しい!!」
という感情を
過去にさかのぼって感じてみることにしました

条件として、
その感情が起こったのが
できるだけ幼い時に体験したとき
まで、さかのぼるということ



まず、出てきたのが
小学生 1年生くらいかな?

友達が、転んでけがをしたので
友達を保健室まで連れて行くと
先生がいなかったので
私が、看護師さんになったつもりで

(当時から、大きくなったら、
看護師さんになりたいなと
漠然と憧れてました)

友達の、擦りむいた膝に
消毒液を塗ってあげ
「もう大丈夫だよ・・」
と言っているシーンがでてきました。

小さな、看護師さん
頑張りました!!(笑)


小さな看護師さん

それからさらに
「もっと幼いころに戻ってみましょう」
と言われ

(これ以上、小さいときに、
誰かの役にたったことってあるのかな?

誰かにお世話になったことは、
山ほどあるけど・・・
大丈夫かな?)

内心、ドキドキ・・・


しばらくすると

若いころの父が
嬉しそうに笑っている
映像が浮かんできました

そして、周りの状況を
さらに見てみると
父の隣に 小さな扇風機があり
扇風機の向かいに
赤ちゃんの頃の私がいました


季節は真夏

生後7~8か月くらいの私は
扇風機からの風が顔にそよぎ
涼しい風が吹いてくるのが
楽しくて仕方がない

といった表情で
全身で身体を揺らしながら
ケタケタ 笑っています


私が、ケタケタ笑う姿を見て
父が 嬉しそうな表情で
私を見て
微笑んでいます

私から見た、父の印象は
無口で、
あまり感情を
あらわさない

喜怒哀楽のふり幅が
少ないという
印象だったのですが

この時の父の表情は
本当に嬉しそうで
「父の、こんな表情見たことない」
というくらい
穏やかで、やさしく
でも、嬉しくてしかたない
といった表情でした

親からすれば、
子供が無邪気に
笑っている姿は
何ものにも替え難い
世界一の宝物ですよね

きっと、
あの時の父には
私のえがおが
最高のプレゼント
だったのでしょう


そんなことを思いながら、
ちょっと
ウルっと 
きてしまいました

小さな、小さな私が
誰かの お役に
たっていたのですね



























































































































































































































































































































































































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