見出し画像

寂しがり屋の彼女  2/100

私は曜日によって帰る家が違う。

火曜日は閑静な住宅地にある、一軒家

そこに火曜日の夕方帰るが習慣になっている。

水曜日を一日をその家で過ごし、

木曜の朝、その家をでる。

その家の住人はとてもしがりで。

「ひとりはさびしい。」

「きてくれてうれしい。

ずっと一緒にいてくれたらいいのに」

と子供のような満面のえがおでいう。


ご飯をたべながら、ふと思い出したように

「本当は家族がいるのに。

 ごめんなさい。

 あなたが家にいなくて

 家族の人は本当は

 寂しい思いをしているんじゃない?」

と寂しげに言う。

私は決まって

「大丈夫だよ。

 もう子供も大きいし。

自分のことは自分でできるし。

 私がいなくても寂しくはないから安心してね。

 大丈夫だよ、

と満面な笑みと優しい声で答える。

その声を聞いて、

安心した表情でご飯を食べ始める。

また、少しすると

「今度はいつ来るんだっけ?」

来たばかりなのに、帰る時をきにしている。

「明日はゆっくり1日とってあるから。

 安心してご飯食べて。」

というと、また、安心してご飯をたべはじめる。

また5分もしないうちに、

「ここにきていて大丈夫なの?」

と同じ会話がはじまる。

大丈夫だよ。と答える。

これが私の火曜日の夕食の風景。


文章にしたら、あれ?

ぺーちゃん、いったいどこでごはんたべてるの?
と思った方もいるかもしれませんが・・・ww

はい。毎週火曜日は実家に帰ってます♡

書いていて、これよく不倫のドラマであるパターンじゃない?

ってにやけてしまいました。

今日はこんなところでwww

火曜は佐久子とごはんです

画像1

昨日畑で採ってきたとれたて野菜を机にならべて、野菜を見ながらの夕食。
へーとれたてはおいしいねぇ。と食する佐久子さん。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?