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西洋のおばあちゃんと日本のおばあちゃん

絵本の読み聞かせボランティア活動中の話。

絵本を読み終わって控室(学校の図書室)に戻って、仲間と絵本について雑談。


落語絵本「死神さん」

死神は『黒い人型』で表現
命の長さを『ろうそく』で表現。ろうそくの火が消えたら、命の終わり。


絵本「死神とおばあさん」

死神は『鎌を持って黒いマントをまとった骸骨』
命の長さは『砂時計』で表現。その人の砂時計の砂が最後まで落ちたら、死神があの世へ連れていく。


死神と命の長さの表現の違いが面白いね。
ところで、落語絵本の方は、日本だろうけど、「死神とおばあさん」は、
どこの国のお話だろうね?

と言うと、仲間の一人が
「おばあさん、スカートはいてるよね?西洋じゃない?
日本のおばあさんは、ズボンだよね?」

のセリフが、頭にずーっと引っかかっている。
確かに、一緒に住んでいた100歳で亡くなった義祖母は、
お出かけの時はワンピースだったけど、それ以外はズボン。
今一緒に住んでいる義母も、私が嫁に来た時には、
毎日タイトスカートを履いていて、
「ズボンなんて一本も持ってない」
なんて言ってたのに、今じゃ、スカートを履いているなんて喪服くらい。

そしてハッとした。
外国映画に出てくるおばあちゃんってスカート履いてる!
高校時代交換留学でお世話になったホームステイ先(アメリカ)の
おばあちゃんもスカートだった。

冒頭のイラストのように、日本のおばあちゃん、ズボンも
グレーやくすんだグリーン・・・と、色が地味。


私はそうなりたくないから、
今からできるだけスカートを履くようにしている(笑)

かわいいおばあちゃんになりたいから。

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