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“平日は会社員、週末は美大生”のとある1週間

前回の記事「アラサーでもう一度大学生になった話」

たくさん読んでいただき、スキをしてくださり
ありがとうございます。

今回は、2019年の4月から
社会人学生となった私の、
とある1週間を紹介します。

記事が長編になりそうなので
ぜひ目次から、気になるところへ飛んでいただいたり
分けて読んでいただけたらと思いますm(__)m

はじめに

前回の記事ではあまり触れなかったのですが
私が入学したのは
京都の方にメインキャンパスを構える芸術大学の
通信教育部で、その中で染織コースについて学んでいました。

簡単に通信教育部の
学習の進め方についてお話しすると

自分のペースで必修科目や必要な単位数を取っていき
マイペースにに学び進めていくことができます。


通信の学生は年齢も背景も様々で、
時間とお金に余裕のある人は数年かけて
じっくり、幅広く学んでいますし、

70代や80代の学生さんは
結構のんびりと学んでいる印象でした。

私の場合は、
2年後にギリホリ(年齢制限ギリギリでのワーキングホリデー)を
予定していたので、最短での卒業を目指して授業計画を立てました。

入学説明会のときに、講師の方に
「働きながら2年間で卒業する人って結構いますか?」と質問してみたら

「いますよ。でも、染織コースにはあまりいないですかね。実技のボリュームが大きいので、正直、かなり大変なんです。無理ではないので頑張ってみてください。ただ、結構難しいと思います。」というようなお返事が返ってきました。


この返しって、かなり不安になりません?


でも、卒業した今になってわかったのは、
このときに講師の方に言われたことは
大袈裟でもなんでもなく
「その通り!」の回答でした。


前おきが長くなりましたが、
いよいよ仕事と学業の両立が始まります。


それまで、紳士鞄の販売員として働いていたのですが
これからは週末に授業があるので、
土日祝休みの、印刷関係の会社で
文章などの校正をする仕事へ転職しました。

面接のときに、学業との両立になることをお伝えし、
卒業後は染織関係に進むかもしれないと
正直に話したうえで採用してもらったので
色々と融通がききやすく、働きやすかったです。

「平日は校閲ガール、週末は美大生」の生活スタート

で、タイトルにもあるように
「平日は校閲ガール、週末は美大生」の生活がスタートしました!

まず、平日のスケジュールはこんな感じ。


朝8時ごろに家を出て
9時出社の18時退社。残業無し。
19時に帰宅。

帰宅後の時間で課題に取り組んだりします。
まあ、、大抵、疲れていて
全然はかどらないのですが(笑)


課題の締切が迫ってくると
さすがに帰宅後の時間だけでは足りず、
早起きをして出社前1時間を学習時間に、
帰宅後も夜中の1時、2時とかまで没頭していました。


それでもヤバい!間に合わない!ってなると
作品とか課題の道具を
職場に持参し、休憩時間にひたすら作業をし、
最後の仕上げを職場でやり、
最寄りの郵便局から発送!
なんてことをしていました。(←このパターン多かったです 笑)

ひと目は気にしていられず
12mの反物(布)を持参していったこともあったし
バックパックに色々詰めて大荷物で出社することも
多々ありました。

そして土日のスケジュールは…


土日は月に2回ほどのペースで
スクーリングと呼ばれる実技の授業を受けに登校します。
(最短で卒業しようとした場合のペース)


スクーリングは2日間連続で行われます。
平日の2日間だったり、土日の2日間だったり、
自分の都合にあわせて受講できます。

ちなみに、染織コースのスクーリングは
京都のキャンパスで開講されることがほとんどだったので

金曜日の仕事終わりに夜行バスで出発。
早朝に京都駅に着き、
駅のトイレで身支度を済ませ、
バスで小1時間かけて学校へ向かい、
学校近くのパン屋で
パンとコーヒーを買い、登校。
というのがルーティン化していました。


授業は
朝の9時半から
夕方5時半ごろまでで組まれていますが、
内容や自身の進み具合によっては
学校が夜の8時までは開いているので
居残りもOKでした。

わたしは本当に要領が良くないので、
居残り率、高かったです(トホホ)


この後はヘトヘトのはずなのですが
「せっかく京都へ来たのだから」という気持ちと
「スクーリングの時ぐらいしか会えない同級生たちと話したい!」
という気持ちが高まり
大体、夜の京都に繰り出します。

そして、宿に帰ったらバタンキュー。

土日は円グラフにすると複雑だったので
イラストの用意が無く、わかりづらく
すみません!


日曜日も朝から夕方まで授業です。

授業を受けているときは
自分が学びたいことだし
時間を忘れてしまうくらい楽しいのですが、
ふと、「あ、明日は仕事か」と思い出すと
急に現実に引き戻される感はありました。

2日目の授業が終わったら、
また夜行バスで帰るのですが、
出発までまだ時間があるので

京都駅近くのスパでお風呂に入ったり、
近くのイオンに映画を観に行ったりして
時間をつぶします。


月曜日の早朝、
関東へ帰ってきたら
一旦帰宅して、マッハで支度をして出社!

というのが、
「平日は校閲ガール、土日は美大生」の1週間でした。

まとめ

今振り返ると、
かなりのハードスケジュールだなと思いますが
毎週では無かったし、
やっぱり自分が好きでやっていることだったので
全然苦ではなかったです。

むしろ
良い気分転換になっていました。

私と同じような条件で通っている学生さんも
ちらほらいたんですけど、
みんな、同じようなことを言っていました。

「大変だけど、楽しい!
けどやっぱ大変。。。でもやっぱ楽しい!」みたいな(笑)



長編になりましたが
ここまで読んでいただきありがとうございます。


2020年からはコロナが流行り
学生生活が一変しました。

それについては
また別の機会にお話しします。

あ、あと
私はかなりの節約学生だったので
夜行バスを利用したり、
宿もゲストハウスを利用したりしていました。

それについても詳しく書こうかと思ったのですが
あまりにも記事が長くなってしまいそうだったので
こちらもまた別の記事でお話しします。


他にも、これはどうなの?とか
気になることがありましたら
お気軽にコメントください。
色々話しましょう^^

それでは
今回も読んでいただき
ありがとうございました!

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