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お金のことを書いてみようかな | えほんやさんで考えたこと

えほんやさんをオープンして1年2ヶ月。
まだまだ目の前のことにいっぱいいっぱいで、考えることが次から次にきて、作らなくちゃいけないものもどんどんあって…

絵本制作に費やす時間がちょっと少なくなってきているなぁと、不安になってるここ最近です。

1年分を計算してみました

お店がオープンした2018年の10月と11月は、「おめでとう〜!」で来てくださった方がたくさんだったので、その月は省いて、2018年12月〜2019年12月の売上と利益を出してみました。

結果は、赤字でした…。

感覚では、スレスレなイメージだったので、ちょっとビックリ(◎_◎;)感覚がいかに当てにならないかを反省したのでした。

ジャンル別、売上と利益

えほんやさんは、絵本と一緒に雑貨も販売しています。
それは、私が雑貨や文具が大好きだから(それだけ…)

絵本と一緒に雑貨を販売することに、否定的な絵本専門店の方もいらっしゃいます。それもほんとうに正しい意見だと思います。
これについては、また後日考えてまとめていきたいです。

そして、小さなカフェスペースも併設しており、落ち着いた時期にはコーヒーや紅茶などのドリンク類を提供しています。

「絵本」と「雑貨」と「食品(コーヒーや紅茶)」の売上と利益を出して、グラフにしてみました(数字は伏せちゃいました)

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パーセントは、利益率です。

なんと…。絵本のほうがたくさん売れているのに、雑貨と利益が変わらない…。

絵本の利益率

大型書店は、トーハンや日販といった大きな取次さんから絵本を取り寄せます。ある期間までは、売れない本や汚れた本は返本できる代わりに、利益率が20%と低いらしいです。

対して、えほんやさんのような小さな個人店は、別の取次さんと契約し、返品なしの買い切りで契約しています。(全ての個人店がそうとは限らないです)利益率は、20%〜30%と出版社によって異なり、平均して(えほんやさんでは)24%という感じ。

お買い物をすると、ビニール袋やパンフレットをつけたり、えほんやさんでは「思い出シール」というサービスもはじめました。

例えば、1000円の絵本を買ったとして、ビニール袋やパンフレット、シールをつけたら、利益は220円くらいでしょうか。

アルバイトさんを何人も雇っている大きな書店さんは、ウチより掛け率が低いのに、1ヶ月に何冊売れているのかなー。すごいなーって尊敬します。

1ヶ月の売上目標

えほんやさんを続けていくために、1日いくら売り上げたらいいのか…

まず、1ヶ月に必要な経費は
・人件費
・家賃
・光熱費(電気・ガス・水道)
・通信費(プロバイダ・固定電話・サーバーのレンタル料)
・配送料(ネットショップの)
・消耗品費(ラッピング・ビニールもろもろ)

・・・こんな感じです。

そうして、計算してみました。
えほんやさんでは、1ヶ月に100万売りあげると、ほーっ( ; ´ ₃ `)とできるということです。(でも、これだと自転車操業すぎだけど…)

1ヶ月に100万ということは、1週間 平日4日・土日2日勤務して
・平日に35,000円(絵本35冊分)
・土日で50,000円(絵本50冊分)

売り上げれば良いようです。

洋服なら、そんなに難しくなさそうな額なのに、絵本となるとかなり難しい。三島の商店街にブティック(婦人服店)が多いのは、そういう理由からなのかなー。

とりあえず、具体的なイメージが湧いたので、ここから対策を考えていこうとおもいます。これからのえほんやさんは、どうなっていくのでしょうか。また、試行錯誤の様子なども書いていこうと思ってます。
まずは、ご報告まで(誰に?)


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(追伸)
絵本専門店の売上については、東京都立大駅近くにあるニジノ絵本屋さんも書いていて、興味深いです。あわせてどうぞ〜↓




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