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23歳最後の散文


23歳、もうハタチの時みたいに胸を張って若い!
と言えなかったこの1年は、
まだ若いよね?と言い聞かせながら過ごしました。

でもなにも焦らなくても
みんな同じように時間は過ぎていきます。
わたし、
過去に戻りたいとはほとんど思ったことがなくて、
それってすごく、幸せなことだよねと。

23歳で知ったことは、

自分の特別や"いちばん"を
人に教えない方がいいということ。
その方がはるかに尊くて貴重なもののように思えるから。

キンモクセイは香りも好きだけれど、実はよく見ると
ひとつひとつの花びらがすごく可愛くて、
香りよりも見た目に魅力があるということ。

「できること」よりも「楽しめること」を増やす方が
ずっとずっと充実すること。

夏は地元。冬は都会。

素直になるということは、年を重ねるたびに
難しくなること。

おみくじや占いなんかでは何も決まらないということ。
あれは楽しむためにやるものだということ。

音楽のありがたさ。
写真を残すことの大切さ。


23歳のわたしは、きっとすごく見栄を張っていたように
思います。
24歳の目標とかは、やっぱり苦手だけれど、
もう少し柔らかくラフに過ごしたいです。

焦らずに。

わたしとわたしの大好きな人たちがずっと
穏やかで可愛くて、少しでも悲しい思いを
することがありませんように。

わたしもあなたも唯一無二だよ、
24歳もよろしくお願いします。


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