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あまったるい

泣けてきちゃうなあってすぐに涙をこぼすから
泣きながらそんなに無理して笑わないでよと
いつも思っています。
「寂しいよ」ときちんと伝えてくれるから
わたしがいるよって言いたくて、でも少し恥ずかしいから
言えなくて、かわりにちゃんと傍にいます。
どんな予定よりも大事なんだよと、
いつでも呼んでと繰り返し伝えています。

一人にしたら消えちゃうんじゃないかって
不安になるんだよ。

電車に乗ったらわたしの肩にもたれかかって
「フィットするんだ」って楽しそうに笑う、
「寒いね」ってぎゅってして嬉しそうにしてる、
お風呂上がり髪の毛を乾かしてあげる時、
いつも満足そう。
美味しいものを食べてる時、誰よりも可愛い。
そんなたくさん幸せそうな笑顔を見てきて、
わたしはもう守るしかってありません。
絶対に守るから。わたしがちゃんといるから。
だから、消えないで。

「誰かわたしをころして」なんて、
そんなこと言わないで、
わたしきみがいない世界なんてこれっぽっちも望んでないよ。
きみが居て、笑っていて。
そうしていてください。
欲を言えばずっとわたしが、永遠に隣がいい。
愛方として生きていきたい。
けれどそれより、きみが笑っている方がずっと大事。

励ましてくれるでしょう?
不器用な優しさを沢山くれるでしょう?
恋愛でない愛情だからこそ永遠を信じられると、
わたしは思ってるよ。

繊細で優しくて嫉妬深いきみのこと、
わたし以外はいらないと言ってくれたきみのこと、
重たいくらいに愛しているのはわたしの方です。
あまったるい時間に2人で包まれる日々が続きますように。
手を握って眠る日々がこれからも日常でありますように。

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