推しに手紙を書く、という難題。
手紙を書くのが好きだ。
学生時代はまだ個人情報の取り扱いが今ほど厳しくもないご時世だったので、新聞や雑誌の文通募集コーナーをせっせと覗き、気の合いそうな子を見つけてはお手紙をしたためたものである。
FindOutとか本当にお世話になったし、悪用する人さえいなければ、コーナーは兎も角まだまだ続いた雑誌だろうに……と思ってしまう。残念で仕方ない。
そんな手紙を書くのが好きな私だが、一つだけどうしても難しいものがある。
ファンレター、とかいうシロモノだ。
何故ファンレターを書くのがそんなに難しいのか………。
むしろ好きな事についてならいくらでも書けるんじゃないのか?
そう思う方もいるだろう。
確かに書ける。
いくらでも書ける。
書け過ぎて枚数がとんでもない事になるのが難しいんだよ。
さて、ここで一つよく言われるファンレターのマナーを一つ。
ファンレターの枚数は便箋2~3枚がベスト、というやっだ。
ちなみにゆんは、普通の友人との手紙のやり取りでも気を抜いたら便箋5枚は軽くいくタイプの人間である。
ファンレターが2、3枚で足りるわけないのだ。
しかし推しは忙しい。推し様は忙しいのだ。
むしろ忙しさ万歳。もっと忙しくなってくれ。売れなきゃ活動は続かないんだ……。
なので当然の如くゆんが、いざ!心のままに!的に書き綴った便箋10枚は毎回軽く行きそうなものなんて読めるわけない。
いや、その前に送って読ませるなんて申し訳ないことできない………………。
ただでさえ普段から推しのツイートのリプ長くなりがちなのに…………。
なので、削る。削るんだがこれも難しい。
元々要約は割と得意で、学生時代から課題で出れば褒められる事は多い。得意科目は国語を筆頭に、数学、化学、物理………………うん、理系なんだ、ゆん。
まぁ、それはさて置き削るんだが………………削るとこドコー???ってなるのがファンレターの悲しいところ。
いや、だってどれも馬鹿みたいに念みたいななんか心底重っ苦しい情って言うか、そんなものが詰まった文章なのだ。
削れない。
削るとこなどない!!!という結論に達しては一から書き直すのだ。
泣く泣くガンガンに書きたいけど書かない事を増やして、心底書きたいとこのみを厳選し………………書いてみたら便箋8枚分じゃないですかヤダーーー、的なアホな事を繰り返してようやく何とか書き上げるもの。
それがファンレターなのである。
しかも、今回は推しのバースデーイベントに持っていくファンレターなのだ。
書きたい事なんて馬鹿みたいにあるし、なんなら推しの生誕を全世界規模で祝って欲しいし推しの御先祖全員にただただ感謝したい。
推しをこの世に生誕させてくれてありがとう。
これが3次元だろうが2次元だろうが推しのバースデーごとに脳内が祭壇か?祭りか?新興宗教か?みたいな勢いでファンファーレだの鐘だのラッパだの鳴り響いてるような状態だから、今日も幸せだなって思う。
ありがとう、全推し。
君らのおかげで今日もゆんは幸せです。
そう、幸せな悩みなのだ。
例え、目の前の便箋を明日までに書き上げなきゃ行けなくても。
明日、5時起きなのにまだ1文字も書けてなくても。
そろそろ齋藤知輝様って宛名くらい書こう、自分。
そうそう。
明日ゆんが参加する推しの会社の曲。(何言ってるかわかんないと思うがマジで会社の曲なんだよ)
気が向いたらちょっとだけ聴いてみてくれると嬉しい。
ちなみに推しは普段Academic BANANAってバンドのフロントマンしてます。
好きな曲はほぼ全部と言いたいけど、とりあえず「白く」を
いきなりこんな記事書く前にちゃんと自己紹介と推し紹介記事を書けよってお話なのだけど、思い付いちゃったから致し方ない。
さて、またファンレターに向き合いますか。
今日もゆんの全推しが幸せでありますように!
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