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2歳息子のイヤイヤが想像以上で、ちょっと参った

親なら誰もが通るのが、子どものイヤイヤ期です。

2歳くらいから始まる自己主張のことで、いろんなことに「イヤ!」と拒否してどうにもならないことから、「魔の2歳児」とも言われますね。

僕も覚悟はしていました。

現在2歳5か月の息子のイヤイヤが始まったのは、2歳を迎える前のこと。オムツ交換や着替えを嫌がったり、ベビーカーに乗るのを全力で拒否するようになったりしました。

それに、当時は言葉があまり話せず、自分の気持ちを上手に伝えられません。それで泣くわけですが、親としても言葉も話さない、ジェスチャーもしないでは、何を求めているかを即座に判断できません。(経験値で、ある程度はわかりましたが)。

それが2歳2か月を過ぎたことだったでしょうか、「ぴしゃぴしゃ」(水)、「もぐもぐ」(食べたい)など、単語で自分の気持ちを表現できるようになってきて、親も息子の要求をすぐにわかるようになっていきました。結果、息子はストレスが減り、あまりぐずることがなくなったんです。

「なんだ、イヤイヤ期って意外とたいしたことないな」

僕は安心していました。しかし、子育てはそう甘くはなかった!

9月の終わりころから、「おふろ、いかない」「くっく、はかない」という感じで息子はやたら否定文を使うようになったんです。当初は「かわいいやつめ」なんて見守っていたんですが、否定は日に日にエスカレート。

「いらない!!」
「行かない!!」
「違う!!」

とにかく大声で拒否する。

着替えや歯磨き拒否は当たり前。以前は1分もあれば終わった着替えは、5分以上かかることもあります。体力がついたから無理やり着替えさせるのも疲れるし、大きな声でギャンギャン泣くので精神的にこたえる日々が始まりました。

これで終わりじゃないのが、イヤイヤ期のすさまじさ。

今度はなんでも自分でやりたがるようになったんです。息子の口癖は、「じぶんで!」。その心意気はいいけど、まだ上手にはできなくて当たり前。やってもうまくできなくて、怒り狂うんですよ。「魔の2歳児」なんてさ、よく言ったもんだよなぁって思う。目の前にいる息子が怪獣に見えるときがありますね。

「これも成長のプロセス。ゆとりをもって見守ろう」と自分に言い聞かせるものの、「じぶんで、じぶんで」と唱えながら靴下を下手くそに履き、それについて怒り狂う息子を見ると、「しゃらくせぇぇ!!!」という気持ちになる。

特に朝は、食事と着替えですでにヘトヘトだからこちらも余裕がなく、ついつい「早く!!!!」と語気を強めてしまうことがあります。そのかいあってか、靴下をはくのは順調に上手になっていると感じます。

もう終わりにして欲しいのだけどねぇ、まだエスカレートするんです。今度は、自分の気に入ったやり方でやろうとするようになったんです。どういうことかというと、

部屋を自分の気に入ったやり方で入りたい/出たい

→自分が満足するまで、何度でもやり直します。先日は5回もリテイクしてました。様子を見ていたら、どうもドアの閉め方がしっくりこず、やり直したようです。5回目のドアを閉めたとき、息子は「よし!」と言ってました。

このこだわりは自宅だけじゃなく、出先でも発揮します。コンビニで買い物をしたとき、息子が起点と決めていた場所から退店しなかったことから、帰りの道でずっと「さいしょ〜」「さいしょ〜」と絶叫していました。比較的混んでいたし、ベビーカーを押して狭い店内に戻るのは嫌だったので戻らなかったのですが、息子は余計に腹を立てて何十分も泣いていました。

僕にはまったく理解できないことに息子はこだわっていて、自宅でも外出先でも突然発動する。イヤイヤって着替えや歯磨き拒否くらいだと思っていたのですが、自分が満足するまで入室をやり直すなんて、想像以上でした。

息子にとっては成長に必要な過程だと思いますが、親としてはちょっと参りますね。とにかく、何をするにも時間がかかるし、頻繁に泣きわめかれると落ち着く時間と場所がなくなっていく。これ、けっこう精神的にきます。

息子はとってもかわいい。いい匂いだし、ほっぺたぷにぷにだし。「お父さんパパ」なんて笑顔で言われたら、とろけてしまうくらい大好きです。でも、イヤイヤはつらい、つらい。

祝日の今日はほぼ終日イヤイヤ発動していた息子は、スヤスヤと眠っています。明日はお手柔らかにお願いします。

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