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2歳児クラス最後の日。保育士さんへの「ありがとう」を連絡帳に書く


今日は3月31日。保育園の2歳児クラス最終日です。

彼が生後10か月で入園してから、今日で約3年。

最初はベビーカーに乗せて登園していたし、保育フロアで長男はハイハイしていました。入園当初はまだミルクを飲んでいたんですよ。

でもいまでは自分で着替えられるし、「パパ、チョコレート食べたい!!」と自己主張もできます。(時に主張が強烈で困惑しますね…)

独身時代、「子どもの成長は早いよ!」とパパとママの先輩たちから聞いていましたが、これは本当にそう!

まだ赤ちゃんだと思っていたのに、もうそんなにおおきくなったの?生まれてから今まであっという間だったが正直な感想です。(語彙力のなさよ!)

2020年度は、保育園の先生方にとって大変な一年だったはずです。

なにしろ新年度スタートと同時に緊急事態宣言が発令され、登園自粛の措置が取られることになったのですから。

登園自粛は1ヶ月以上に及び、約20人いる長男のクラスの園児の大半はおやすみしている状態。

我が家も基本的に登園を控え、週に1度だけ保育園に通わせていたのですが、いつもはたくさんの園児と保護者で賑やかな保育園に人はほとんどおらず、登園時間なのにシーンと静まりかえっていました。

当時2歳の長男は電車に興味しんしんで、ガタンゴトンガタンゴトンと音を出して走る様子を何十分も眺めるのが大好きでした。

登園前に遠回りをして駅前に立ち寄ったことがあったのですが、ラッシュの時間帯なのにガラガラの電車を見て僕は、「新型コロナウイルスで生活が大きく変わっているんだな」と痛感したことを覚えています。

2020年の新型コロナウイルスによる生活の変化は、100年後の子どもたちが使う歴史の教科書に出てくるほどのインパクトがあると僕は思う。

5月はじめに緊急事態宣言が解除された後には園児が続々と戻ってきたのだけど、1ヶ月以上の時間を通常の保育に使えなかったわけなので、先生方は保育スケジュールを大きく変えなければならなくなったはずです。

ステイホーム生活で、元気いっぱいの長男をどうやって遊ばせようか考えたなぁ。庭に簡易的な砂場を作りましたよ。

それに「感染を絶対に防がなきゃいけない!」と相当な神経を使ったのではないでしょうか。

保育園の玄関や保育フロアの入り口には、ちょっと前までにはなかったアルコール消毒液のボトルがいくつも置いてありました。

消毒液の後には非接触式の体温計も設置されていて、登園する親子の一応の体温が簡単にわかるようになっていました。

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長男が通っている園とは違いますが、昨年4月に保育園経営者へコロナ禍での保育について取材をしたことがあります。

いつ、誰が感染してもおかしくない状況に、保育士さんをはじめ保育園で働く方たちが神経を使っている様子を伺いました。

私がインタビューをした方が発した「今日無事に過ごせると、みんなで安心します」の一言から、現場でどれほどの苦労があったかのが伝わってきました。

本当に、保育園の方々には感謝しかありません。

去年の4月や5月あたりは、「この先、どうなってしまうんだろう?」と僕は不安になっていました。

もしこのまま登園の自粛が続けば、仕事のやり方を大きく変えないといけません。

それに当時は妻の妊娠がわかったころで、家族の暮らしにもいろいろと変化が生じていました。

結果的には登園自粛はその時期のみで、その後は長男を保育園に預けることができました。

とっても安心しました。

もちろん玄関でのアルコール消毒や保育フロアでの検温は徹底されていましたし、咳や鼻水が続いた場合は医療機関への受診を勧められるなど、感染への対策は引き続き行われました。

そんな努力をしながら保育園の先生方は子どもたちの保育をしてくださいました。

屋内で実施予定だった秋の運動会は中止になってしまったけど、それは仕方がありません。

弟が生まれて気持ちが不安定になっていたときは、担任の先生たちが受け止めてくれた。

とっても、心強かったです!

この1年で長男は保育園が大好きになって、帰り道では

「今日は◯◯公園で遊んだ」
「◯◯くんと、こんな遊びをしたの」
「ごはんが美味しかった。ラーメンを食べた」

と、その日に保育園であったことを嬉しそうに話してくれた。

特にラーメンはかなり気に入っていて、帰宅後には「ラーメンが食べたい!」と熱烈なリクエストを何度もしてきましたね。

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長男の様子を見て、「保育園の先生たちによくしてもらっているんだろうなぁ」と感じましたよ。

昨年12月にあった保育参観でも、きめ細かく接してもらっている様子を目の当たりにしています。

七夕、紅葉、ハロウィン、クリスマス、節分、桃の節句など季節の行事を子どもたちと楽しんでくれる。

特に長男はハロウィンにどハマりして、いまだにハロウィンの動画をYouTubeでよく見ています。

昨年10月から何ヶ月経ったかな??次のハロウィンが来てしまうぞ^^;

こうしてnoteを書いていると、いろんな思い出がよみがえってくるなぁ。

今日で2歳児クラスはおしまい。明日からは3歳児クラスがスタートだね。

3歳児クラスからは連絡帳がなくなります。

もうこうして長男の様子を毎朝書くことはないんだなぁ。今日で終わりなんだなぁと思うと、なんだかジーンとくる。

手書きだし、先生方の負担はあると思うのだけど、僕は連絡帳でのやりとりが好きでした。

僕は自宅での長男の様子を書き、先生方は保育園での彼の様子を書く。

なんだか交換日記みたいで、お迎え時に「どんなことが書いてあるかな?」と読むのが楽しみだった。

「◯◯をおかわりしました」の記述が多かったかな。長男はよく食べるからね!

イベントや保育参観の後、年末や年度末には連絡帳に先生方への感謝のメッセージを書いてきました。

今日は2歳児クラスと連絡帳が終わる日。

いつも以上に綺麗な字で、先生方への「ありがとう」を綴りました。

登園時には連絡帳を渡すとともに、先生方へ直接お礼を伝えるんだ!

ありがとうございました!

ちょうど桜が満開なときに、ありがとうとさようならを言えて、嬉しいな。

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追伸

お迎えのときに担任の先生たちにお礼を伝えたのだけど、感情がたかぶって泣きそうになったよ…。

そのべゆういち
charoma0701@gmail.com

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