世代間

中堅と呼ばれる層に入り始める年代になった。

就職が早かったが故に、年齢だけだと少ししか変わらない子たちを教育するようになった。

自分が所謂昭和式とも取れる指導をされて学生の頃から育っていたからこそ、今の子達ってこうなの!?って世代間の違いを感じることが多い。

「やる気があるのかわからない」

「メモを取らない」

「なんでもすぐに結果を求めたがり、自分で考えない」


これらはZ世代によく言われる特徴とも言える。
私自身、これらに関しては確かになと思うし、このように思うようになったこと自体、老害への第一歩になってるのではないかと不安になる。

ただ、考える力があるのに考えないこと、思考の放棄は人生を無駄にしていく気がする。

考えなくなるとただ流されて生きていくだけでなく、つまらなくなってしまうのでは。必要な時に考えることができず、正しい力がつかなくなるのでは。

思うことはいろいろあっても、鬱陶しいだろうな。とまだ関係性も浅い新人に伝えても...と躊躇して何も言えない。

人を育てることの準備の多さや、悩むことが多くても、育てらている側はそれが当たり前になってしまっており、どんなに苦労しているのかも考える力がなければ押し測れない。

変に恩着せがましく教えてやってるから、その分あなたたちも感謝しなさい!とは絶対に言いたくないし、思いたくもない。

たくさんの人のサポートの中で成り立っているということを踏まえて、着実に成長できるような子たちに育ってほしいと、子を思う母のような感情を抱く。

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