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オタク向けタカラヅカのススメ

宝塚。いいよね、夢の世界。
私は興味のある演目だけいくライトなオタですが、このところtwitterの二次オタ(特に腐)界隈で宝塚ネタが度々バズってるのを目にします。先月もシティーハンターの観劇感想を見て「これはやばいぞ!」とライブビューイング に参じたりして。しかしオタク、大抵一度は「興味はあるけどどうやって観るのかわからない〜」「なんかめっちゃ敷居高そうで気が引ける〜」になる率高い。オタクは新しいものになんかこう…抵抗感あるのだ。不器用なのだ。しかしそういう呟き見るたびもやるので、興味あるけど沼こええというオタク向けにちょっと書いてみた。個人の主観だから「いやこれはこうだよ?」という有識者様からのツッコミがあるかも知れんがそこはまあ許してくだせえ。

そもそもなんでオタクむけに布教しだしたの

それはですね、アレがいわゆる「アイドル文化と似て非なるもの」だからですよ…!昨今人気のデレマスやあんスタ、アイナナやウマ娘…これらに共通する「対象の推しキャラのデビューから行く末を見守る」という構図がまさにヅカファン界隈の「贔屓を見つけて彼女が花開くのを見守る」という構図に似ているんですわ…!双方既に出来上がっているものを愛でるのではなく未完成なものを出来上がる構図を見守るというところが!そしてその対象に対して愛を注ぎ育て上げる…もちろん本人たちの努力がその後の栄光につながる訳ですがそういう○○は俺が育てた(育てた訳じゃないけど見守ってきた)っていういわゆる青田買い的な所は割と合うと思うんですよ、うん。
 あとアイドルと比べてよく言われている「卒業(退団)」という概念な…今だけしか輝けない、有限な煌めきだからこそのキラキラ感というものはなんだっていいですよ…という。デビュー(初舞台)から卒業(退団)まで、その道筋を見守りつつ応援するという構図がまさにこれは…!というかんじなんですよぉ(語彙消失)!それはまさに○○は俺が育てたな感情。
そんな流れが似ているにも関わらず「いや…あそこの沼、なんか俺ら場違いじゃない?(こういうオタク、よくいる)」っていうのほんと惜しい!惜しいんですわ!!!まじで!!!!!

界隈ファンは別に怖くない

あと割とみるのが「あの界隈、なんかルールとか色々あって怖そう」「別世界なイメージで入りにくい」みたいな奴。これ多分メディアで面白おかしく出待ちとか取り上げたせいもあると思うんだよね…ああいうのも確かにあるけど(今はコロナもあって自粛してるんだったかな)普通に観劇する人たちも大勢いるし、みんながみんな会(ジェンヌさんの私設ファンクラブ)に入ってるわけでもない。特定の入れ込んでるジェンヌさんがいて、さらに金銭的にも時間的にも色々余裕があって入って応援したいなと思えばそういう応援の仕方をすればいいし、ひっそりと「いや、私はそういうのは色々と厳しいけど…」という方はその人のできる範囲で応援する。少なくとも、自分の知る範囲ではそういったファン活動をしてる人が多いし、割と「こうしなくちゃダメ!」みたいな変な決まりを科してくるようなことは普通にしてればまあないので安心していいです。
というか基本オタという概念的には二次オタや2.5オタと似たようなものを感じるから、沼に入りそうな興味ある若者にはすごい協力的だし怖がらないで聞いてみるといいよ!とんでもない熱量で話されそうだけどそれはオタクあるあるだ!

まあまずは公式映像でも見て

実はyoutubeにもチャンネルがある宝塚。公式チャンネルでそこで大体の粗筋は掴むことができます。なんていうか「忙しい人のための宝塚」。公演中(もしくは公演した)作品のあらすじをまとめた動画があるので、大体の概要は掴める。個人的には初日映像のロングの方をオススメ。6分程度と普通の舞台映像の動画と比べて長いのでなんとなく「こんな感じなんだ〜」って掴みやすいとおもう。

あと公式ではないが有志の解説動画チャンネルもあったり、OGジェンヌさんの解説動画もいろいろあったり、トーク形式のチャンネルなどもあったりするのでそちらをみるのもオススメ。(というかヅカ関連のチャンネル意外と多くてびっくりした…結構バイタリティーというか行動力すごい人たちばかりなのか…こわっ!)

チケットもお値段はお安いのだ

次に見る呟きと言ったら「チケット高そう」。
確かにね、あんなにきらびやかなイメージだものなんか万とか軽く超えそうなそんなイメージはあると思う。(実際そう思ってた人)
ところが実際にはそんなに高くない。一番安い座席で3500円、一番高いS席で8800円〜9500円!ちなみに立見席がある場合は2000円以下だから2.5系と比べても安い方そこまで高いという気にはならない。さらに兵庫の大劇場公演は立地もあってか割と取りやすい(阪急梅田から40分+徒歩5分なんでお世辞にもむっちゃ行きやすいとはいえない)初めて観るなら断然宝塚大劇場公演をお勧めする。ちなみに東京のチケ取りは地獄です。

…あと、SS席って1万越えの席も存在はしますがあれは一般ピープルには到底ほぼほぼ手の届かない席だから除外で…ないものと思って見ろ(遠い目)

やっぱりチケット取り地獄なんじゃねえか

…うん、確かに公演によっちゃ激戦区だったりするし(特に東京公演は瞬殺)それは否定しない(経験あり)…ていうかそれは人気の公演ならどこだってチケ取りは地獄な訳なんだが…だけど、自分も後から知ったんだが結構抜け道もあったりするんで、それを述べていく。

○クレジットカード会社

クレカ持ってる前提になるが、カード会社がそれぞれチケット販売をしていることがあるのでそれを利用する。

○スポンサーしてる企業を介して買う
これは割と穴場だと思う。
過去にあったものだとかどやのごま油とかバファリンあたりが割と有名だろうか。後は生徒さんがイメキャラになっている企業あたり(VISA・カミノモト・阪急交通社etc…)

あと意外なところでは岩谷産業もコラボしてたり貸切公演してたりしてる。このカセットコンロめっちゃオシャレすぎだろう。

チケトレを利用する
チケトレとは、チケット取ったけどいけなくなったー、余ったー…っていう人が業者を介して観たい人に売るトレーディングサイト…らしい。一応宝塚公式も「譲ったりしたい人はここ利用してね」って公認されてるサイトな訳で、ここで譲ってくれる人を探す、というのも手。
…ちなみに稀にとんでもない価格で出してる転売野郎がいますがそういうのからは買っちゃダメです。転売ダメ、ゼッタイ。

○twitterで譲ってくれる人を探す
コミュ力高い系オタクはこの手段を使うのも手。「宝塚みたい〜」って呟けば優しい先駆者さまからお声がかかる(かもしれない)らしいという。
ぼっち歴長い自分にはこの手を使えるコミュ強オタクが輝いて見えるんだがな…真のぼっちにはキツイ芸当ですわ(突然ディス始めないでください)

○ストレートにぴあやイープラを利用する
チケット取りの王道の2社。うまく取れればめっけもん。
でも大体お一人様だったり席の優劣は関係ない!という方だったら取れる可能性は多少はあるかもしれない。これはもう行動力と瞬発力、それと「ご用意できませんでした」攻撃に耐えうる精神力があれば大丈夫!(だいたい最後の攻撃で心が折れるんだがな)
あと両者とも貸切公演を行なっているのでそっちにチャレンジするのも手。

いやあ…でも出掛けるのめんどいし

…いるよね、ここまできて「出掛けるのめんどい」いう奴。基本オタクっていうのは出不精だったり新しいことにチャレンジするときは尻込みするんだよねぇ…。ただまあ無理に出かけなくてもヅカ界隈に浸る方法なら他にもある。それがライビュ&オンデマンド配信。

…いやあいい時代になったものですねぇ…配信まじ便利。
あと映画館でもライビュしてくれるが、宝塚の千秋楽はアンコールがクソ長く大体30分くらいある(トップや2番手の退団公演でサヨナラショーがあると+30分くらい追加される)ので初心者には…どうだろうな…とも感じる…
演劇ファンでアンコール連打に慣れてる方なら平気かもしれないが、演目だけ見てとっとと帰りたいと思う人には苦痛かもしれない。その点オンデマンド配信は好きなように見れるので楽なスタイルで気楽に見れそう。

後は過去の演目が観たいって人はオンデマンドで配信してるものを利用するのもオススメ。見放題チャンネルも楽天とひかりTVがやってるんですけど、最近amazonprimeでも見放題チャンネルを始まっててですね…!
これは個人の見解なんですが、割と「やだ、オタクprime入ってる人多すぎ…?」って感じるんですよ…まあアニメとか多いからね…primeとネトフリの2強って感じがします。…話が逸れましたが、つまりは普段使っているツールで見放題チャンネルがあるって割と強ない?!まあお値段1650円とチョイ高めですがCSのスカイステージやWOWOW等と比べれば安い方ではある。

とまあ、長々と語りましたが

結局何が言いたいのかわかんねーよって?
うん、だんだん書いてて何が書きたいのかこっちもわからなくなって話が脱線気味になっていったことは否定しない。ていうかどれもこれも見た事ある話のような気もするし新鮮味ねえなと我ながら思う有様である。
…まあこう…今まで燻っていた思いの丈を吐き出しただけでもOKというか、これを気に「そこまで敷居高くないなら見てみようか…」と沼ってくれた人が一人でもいるならめっけもんだなあと思う次第でありました。

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