ライブ遠征には「行く」というマイルール
おはようございます、福岡3日目! 遠征先でも変わらずコーヒー飲みながら、ぱそこをぽちぽちしています。今日のライブは夜なので、予約してあるもつ鍋屋さんでランチはするけれど、それ以外の時間はお仕事したり文章書いたりするつもりです。なんて通常営業なんだ^^
福岡に来るのは、最近3回目。去年の6月と、11月と、そして今回。初めて来たときから空気感が好きな街のひとつだけれど、約半年の間に3回も来ると、地理関係もだいぶ詳しくなってくるね。居心地よくて、福岡ならしばらくこちらでも生活できそうな気がします。
福岡以外にも、去年くらいから遠征する機会もまた増えて、よく会って話す方に「たくさん旅行してますね!」と言われることも増えました。ライブ遠征なので、これを“旅行”と呼んでいいのかは謎なところなのだけれど……。(好きな子が行ったごはんやさんとか撮影で使った場所とかに個人的聖地めぐりをすることもあるから、旅行ってことでも間違いではないはず。)
各地にたくさん遠征しているのは「えらい」でも「すごい」でもなくて、ただ「決めている」だけなんです。
基本的にガマンはせずに、好きなことを最優先に生きているタイプの女です。応援している子のライブは、スケジュールのファーストプライオリティ。フリーランスでお仕事している良さを最大限に活かして、取材などのお時間の約束が必要な予定はライブスケジュールを確認してから対応の可否をお返事。執筆や事務作業など自分の時間で進められるものは、ライブじゃない時間に、ライブ予定を自分のなかの締め切りにしてぽちぽち進めます。真剣に、これが一番クオリティ上がるし、はかどるんだからしょうがない。
遠征となると、丸1日から数日間時間を費やすことになるので若干調整が難しくなる部分も出てくるけれど、迷うのは、交通手段と宿泊先のみ。「行く」か「行かない」かはもう迷わなくてよいのは、頭を使う決断を毎回一つせずに済むのでだいぶ楽。一流の経営者の方で決断が早い方たちは、業務で直観力を磨いていることもあるけれど、判断基準を決めて持っているという話も多く聞きますもんね。わたしの「基本、ライブは参加する。遠征も行く」もきっと彼らの決断方法と同じです。
遠征でも、ライブには行く! と決めておくの、いいですよ。遠征しなくて、公演レポとかアーティスト本人の現地からの楽しそうなSNS投稿を見て「やっぱり行けばよかったな……」って思うことはある。でもね、足を運んで、「やっぱり来なければよかったな」って思うことは、まずないですから。わたしの場合は毎回幸せにしてもらっているし、公演以外で大きなトラブルに巻き込まれた記憶もない。
遠征してのライブって、アーティストさんにとってもやっぱり特別じゃないですか。いや、どの公演だって一回きりで、特別なことは重々承知した上で、のことだけれど。うちの子などは都内でたっくさんライブしているので、やはり遠出して、年に何回しか来ない福岡でのライブとは記憶への刻み込まれ方は全く違うと思うんですよね。
「〇月〇日の、あの渋谷でのライブ……」と言っても数か月後には思い出すのが難しいかもしれないけれど、「1月15日の、福岡でライブで……」なら記憶から引き出しやすいじゃないですか。話題に出すことも多いだろうし。それなら、わたしもそれを見たいし、あのときのアレねって記憶を共有しておきたい。ただひたすらに、その一心。
自分の状態をよくしておくことは、よい仕事をするために必要なこと。自分が満たされているから、クライアントの方のお話を気持ちよく伺えるし、相手の想いを掴んで広めるためにわたしにできることを全部しようと思えます。逆に、「仕事があるから、今回の遠征は我慢しよ」なんてし始まったら、ライブ当日、家のパソコンの前でわたしはきっとぐずぐずしているし、「この仕事さえなかったら……!」と呪ってしまいかねない。そんな選択が正しいとは、今のわたしには思えない。
わたしが苦手なフレーズの一つに、「仕事だから行けません」があるんですよね。あれを、自分ではできる限り使わずに生きたい。仕事の予定が先に入っているのは事実かもしれないけれど、その日にライブと仕事のどちらを優先するかを決めるのは自分自身のはずだから。この先「行けない」が出てきたとしてもそのときは誰かの何かのせいにせず、「今回は行かないことを自分で決めたわたし」でいたいと思うんです。
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