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東京・東府中のプライベートサロン『SWBlossom』

こだわりのなかったヘアスタイルにこだわりを持たせてくれたのは、友人である仲筋さんがヘアカットをしてくれてから。

仲筋さんは京王線の東府中駅から徒歩3分の場所で、SWBlossom(サウスウインドブロッサム)というプライベートサロンを経営しています。

メニューは、ヘアカットの他にアイラッシュ・アイブロウスタイリングと豊富なメニューを1人で担当。

仲筋さんの元に通うようになった私は、人から髪を褒められるようになりました。
「素敵ね」「似合う」など今まで髪を褒められた事がなかった私は、この髪は私のトレードマークなんだと認識するように。

それも全て、一人一人に似合うを追求している仲筋さんのおかげです。

そんな仲筋さん自身のこと、仲筋さんの経営するお店の魅力を伝えたくて取材させていただきました。

Vol.1は仲筋さんが美容師を目指したきっかけから、独立を決意するに至るまでの経緯について紹介しています。

Vol.2はこちら

仲筋千奈美さん
お母様の影響で美容師を目指す
福祉コースのある高校を卒業後、川崎の美容専門学校へ進学
卒業後に国分寺・下北沢に展開する美容室で9年勤務後に独立
2016年から東府中にてSWBlossomをオープン
京王線の東府中駅から徒歩3分
ヘアカット・アイラッシュ・アイブロウスタイリングなど豊富なメニューを1人で担当
ヘアカット・カラーはご新規様の予約は停止中
大人気メニューのまつげエクステ、まつげパーマ、アイブロウスタイリングはホットペッパーにて予約を受付中
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落ち着いた店内

きっかけは母

ーまずは仲筋さんが美容師になろうと思ったきっかけを教えてください。

母の影響ですね。小さい時は小学1年生まで髪を切ったことがなくて、長い髪を母がアレンジしてくれていたのが印象に残っているんです。

元々、母も美容師をしていたのですが、私が生まれた時にはもう辞めていました。
母の美容師姿は見たことがないのですが、それでも髪をアレンジしてくれていたことが大きなきっかけになっています。

ーそうなんですね!仲筋さんは、高校で福祉を学べるところを選んでいるとお聞きしたので、福祉を学んでいる中で美容に興味を持ったのかと思っていました。

違うんです(笑)高校に進学した時にはすでに美容師になろうと思っていました。
高校で福祉を学んだのは、歳を重ねた時に、ヘルパーの免許があることで、老人ホームや病院で少しは役に立ちながら髪を切れるかなって思ったからです。

ー先のことを考えて早いうちから福祉の勉強をしていたんですね。川崎の美容学校を選んだのはお母様が通っていたからということが大きかったですか?

そうですね。あと私が重要視したのは、なるべく少人数で、よく見て教えてくれる事だったので、そうすると母と同じところだなと思いましたね。
そしたら、母の同級生が担任の先生だったのでびっくりしました(笑)

眠気を誘うソファー

独立はやりたいことを実現するため

ーそれは驚きです!仲筋さんは美容学校を卒業後に国分寺と下北沢の店舗にて働いていたとお聞きしましたが、その時働いていて良かった点を教えてください。

アシスタントの時からお店づくりについてみんなで考えるという環境で働いていました。
お客様に来てもらうにはどうしたらいいのか、お客様から何を求められているのか、他の店にはないサービスができているのか、本当にたくさん考えていたのでとても勉強になりました。

まだまだ私自身満足できるものではないのですが、あの時の教えが活かせていると思います。

ーでは逆に困った点はありますか?

お客様一人一人に寄り添う接客や全力のサービスができなかったので、独立してお客様と向き合って喜んでいただきたい、そう思うようになりました。

ーなるほどそれが独立の理由なんですね。独立することに不安はありませんでしたか?

不安はありましたし、今でも不安なくらいです。なので初めの頃は独立して失敗したら修行しなおそうと思っていました。

そんな時に、車の運転すらしない私が「大型バイクに乗りたい!」その一心で家族の反対を押し切って免許を取ったんです。

その時に「人間やればできる」って強く思ったのでできる限りお店も頑張ろうと思いました。

あなたのお気に入りを教えてください!

みなさんのお気に入りを教えてもらうコーナー!
仲筋さんはアイブロウスタイリングの際に欠かせないあの道具を紹介してくださいました。

仲筋さんのお気に入りは、合羽橋の刃物屋さんで購入した毛抜きです。
アイブロウスタイリングに欠かせないアイテムとしてこちらを大事に使用しているそうです。

使い方は、先端が細いものは毛量を調節して間引くために、先端斜めカットのものは産毛をしっかりキャッチするために。
道具一つでも、お客様のお肌に負担を与えないようにこだわっている仲筋さん、こんなところにまで人柄が現れていました。

取材・執筆/斉藤 恵里佳 写真協力/仲筋 千奈美
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終始笑顔で答えてくれた仲筋さん。
何年もこちらに通っていますが、知らなかった話が大半でした。
次回は独立するために仲筋さんがしたことやお店選びについての記事になります。
仲筋さん、取材させていただきありがとうございました!

ここまで読んでいただきありがとうございます。いただいたサポートは、お家カフェとして執筆のお供にします。