新しすぎる関係性「西園寺さんは家事をしない」7話
ほっこり、そしてあたたかいが詰まった作品。
毎回ほっこりしつつ、自分の頭の硬さに悲しくなる。
西園寺さんの自由な発想、行動力見習いたい。
新しい関係性
「偽家族」だけでもハテナが浮かぶが「仮彼氏」という新しいワードについていけない楠見。
全然理解できないと言い放つが、わかる、私もそっち側だよと共感しています。西園寺さんと横井の適応力が高いのだ。
次の場面では、西園寺家に横井さんがご飯を作りにきているし、「無料お試しサンプルおじさん」とまた新しい名前を提案してくる横井にさらにハテナが浮かぶ楠見。
ネットで検索してしまうところもわかる。やる私も。すぐに検索する、そして世間の声を拾おうとする。でもそこに正解なんてものはない。
楠見の困惑は視聴者の気持ちそのもの、体現してくれてありがとう。
大いに困惑してほしい。楠見が受け入れられた瞬間は私たちが受け入れられた瞬間でもあるのだから。
楠見パパの奮闘
リキの散歩で早くも手一杯な様子の楠見パパ。
リキなのかルカなのかどっちを散歩しているのか、パパ頑張ってなシーンだった。
システムに不具合があり、ルカのお迎えに行けない事案が発生。そこで横井さん、そして同僚の武田と水野がお迎えを申し出る。
人見知りのルカを心配しためらうが、ルカの元気な「行く」に、足踏みしているのは自分なのかと悲しそうな表情を見せた。この顔がまさにパパの顔だった。
そして楠見が同僚の助けを借りる、人に頼る場面も感動的だった。子供は親の知らない間に成長している、楠見が人を頼ることを覚えたように、ルカもしっかり成長しています。
西園寺不在で変化
西園寺さんがいないと余裕がないと言う楠見。いなくなって気づく存在の大きさ、普通なら胸キュンシーンで恋が始まる展開。
しかし、お互いにやりたいことをやろうと、戦友であるかのようなやりとり。視聴者のこのもどかしさは、今は胸にしまっておく時だ。
横井は横井で、朝から自宅でウィスキーですかと思いきや、黒酢。勝手に容姿とグラス、仕草でウィスキーと判断したこちらが悪いが、黒酢にズキュンと胸がなった。完璧すぎないところが、このドラマのいいところだ。
ルカのために、男2人テーマパークで奮闘するが、なんとも残念な姿に。それでもルカの笑顔にため、徐々に仲を深めていく姿は冒頭からは想像できないものだった。
エリサの存在
楠見と瑠衣の大学時代の同級生として登場したエリサ。西園寺の恩人であり、レスQ世界進出のために日本にやってきた。
楠見を瑠衣を繋いでくれた存在の登場は、楠見と西園寺の関係に新しい風を巻き起こすのは間違いないだろう。
楠見の胸のモヤモヤの存在を気づかせるのは、またエリサなのか。
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どうしても書いておきたい、爆笑したシーン。
空港での「腹へり顔」だ。
西園寺さん今週も元気をありがとう!
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