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RyukyuPUNKDogBooks_002_真山仁著「オペレーションZ」

真山仁著「オペレーションZ」を読んだ。きっかけは、何度も書いている真山さんの講演会だ。読む本すべて面白いのはどういうことなんだ。全著作を買ってしまったではないか!

今回読んだ「オペレーションZ」は、WOWOWで3月15から草刈正雄さん主役でオンエアされている。

※あっ、明日第1話を無料放送するようですね。草刈正雄さんがカッコいいので皆さん是非。


映像化なので多少修正点はあるが、第1話を見た限りは配役も含めて小説に負けない迫力と緊張感があった。次回以降も楽しみである。

国家の借金がかさみ国家デフォルトの危機を回避すべく闘う国のリーダーと官僚たちの物語。

小説を読み終えて「日本の未来を託す若い人たちに今何ができるのか」ということを全国民が、特にシニアに差し掛かる世代から引退した世代にかけての国民が真剣に考えなければと痛感。

本の中で、「今日は、未来についてお話します。」からはじまる江島総理の演説は「私たちは未来を良くするために生まれてきたのですから」と締めくくられる。この演説の中で総理は現在の日本の状況を「大人がだらしないからだ」と国民に謝罪する。このくだりが一番好きだ。

今こそ、未来を創るために覚悟して動く(犠牲が伴うにしても)勇気も必要かもしれない。

おわり

※参考文献 オペレーションZ 真山仁著 新潮文庫

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