パーソナルカラー基本「彩度」編

ベース、質感、明度に続いて最後は「彩度」のお話をします。

彩度もお似合いになる色を見つけていく中で大きなポイントになります。

では、彩度が高い、低いとはどういう事なのでしょうか。


左が高彩度、右が低彩度です。

彩度が低くなればなるほど白や黒やグレーに近づきます。

少し寄り道をして、明度のお話をします。

彩度明度の違いについて悩む方が多いとは思いますが、実はこちらの画像はほぼ同じ明度です。

明度は白黒に変換した時に白に近ければ明るく、黒に近ければ暗い色です。

これは先程の画像をモノクロにしたものです。
若干右の方が暗いですが、ほぼ同じ明度ということがこれで分かります。

高彩度のビビッドカラーは中明度です。

(日本色研事業株式会社 https://www.sikiken.co.jp/pccs/pccs04.html 参照)

彩度、明度という2つの概念をあわせたものが「トーン」です。トーンのお話はまた回を改めましてしたいと思います。

話を彩度に戻します。

彩度が高い色を身につけると、お顔は色が増して見えます。お似合いになる場合はお顔も鮮やかに、華やかに見えます。逆に、得意でない場合には、色ばかりが浮いて見えることがあります。

高彩度がお得意の方は、高彩度のドレープを当てた際に、パッとお顔立ちがはっきりとしてイキイキとして見えます。自分では選ばないような華やかな色が多いですが、最近は彩度高めのお洋服か増えてきているので、得意と判明した方は是非色んな色を試して頂きたく思います。

彩度の低い色を身につけると、お顔の色味が抜けて見えます。お似合いになる場合はお顔がすっきり均一に見えます。逆に、得意でない場合には、寂しくぼんやりとすることがあります。

低彩度がお得意の方は、低彩度のドレープを当てた際に、色が抜けることですっきりとスマートに見えます。
淡い色味のアイテムは地味に感じられる事もありますが、低彩度がお得意な方の手にかかればシックでカッコイイものになります。

(お顔立ちや雰囲気との調和によっては、診断で良いとされた彩度では高すぎる、低すぎると感じる可能性もあります。)

彩度の説明は以上になります。これでベース、質感、明度、彩度が揃いました。

これらの4つの方向性の観点から診断する診断法が、4Dパーソナルカラーになります。

近々4Dパーソナルカラーについてのお話も更新したいと思います。

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