パーソナルカラー基本「質感」編

パーソナルカラーとは、その人が持つ色調に調和する色、その人を際立たせる色です。

前回はベース編でしたが、今回は「質感」についてです。

質感というのは所謂クリアソフトかという話になります。
りんごの表面やサテン生地の様なツルッとしたクリアな質感の色を「清色」、桃のような表面やフェルトの様なふわっとしたソフトな質感の色を「濁色」といいます。

これもまた極端な例ですが、左が清色で右が濁色です。

ネット上の自己診断サイトでは、「艶のある肌質」「マットな肌質」のような選択肢を偶に見かけます。
しかし、「艶のある肌質」だからクリアな色が似合う、「マットな肌質」だからソフトな色が似合うというわけではありません。

艶のある肌だからこそ少しマットにみせたり、マットな肌だからこそ艶をプラスしたり…といった調和が大きなポイントとなります。

清色を身につけると我々の肌はクリアに艶やかに見えます。似合う方だと更に、凹凸や輪郭がくっきりと見えます。

濁色を身につけると逆にソフトにマットに見え、似合う方だとさらに加えて輪郭や凹凸に陰が入り奥行が出ます。

お顔の線が気になる方は、濁色を身につけて目立たせないという方法をとる事が出来ますし、パーツをハッキリさせたい方は清色を使うということも出来ます。

ベースもそうですが、色を身につけた時にお肌に現れる効果は皆共通です。

共通した効果の中で、その人に調和していて良い効果が現れている方向性というのをパーソナルカラー診断で探していくという事なのです。

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