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伝え方と話し方の基本

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「伝える力」とは「情報を正しく伝える力」ではなく「目的に沿って情報を届け、相手の感情や行動に好影響を与える力」だと私は定義しています。 そのためにはどうしたら良いのか? そのため…
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#話し方のコツ

プレゼンテーションで、相手の耳を開かせた素敵な事例。

以前ルー大柴さんの講演を聞きに行った時の事例です。 もしかして、ルー大柴さんを知らない方は、こちらの「ウィキペディア」をご覧ください。 この時の講演では、一般的な流れと同じように司会の方が「それではルー大柴様よろしくお願いします」と講師をお招きするスタートでした。 しかしその時に、なんとルー大柴さんは最後尾から登場したのです。 誰もが壇上の袖から登場すると思っていたら、まさかの最後尾からの登場で、参加者全員が驚いていました。 もちろん私もその1人でした。 そして最

伝える技術の基本 〜見せ方編〜

伝える技術の基本とは「相手の目線に合わせる」ことです。 今回の「見せ方編」でも、基本的には同じことです。 伝わらない原因は、伝える側の自己満足にある場合が多いのです。 決して悪気があるわけではありません。しかしだから良いというわけでもありません。 そしてだからこそ、たちが悪いのです(笑) もしそんな人を見かけた時には「悪気はないから仕方がないよね~」と慰めるのではなく「伝える技術が必要だね~、私もいつもそのことを実感するわ~」と学ぶ後押しをしてあげることが大切です。

話し方のコツ 〜応用編〜

「話し方の3つの基本」は、伝える技術の基本である「相手の目線に合わせること」でした。 これからご紹介する「話し方の3つの応用」は、「合わせる」のではなく「引き寄せる」イメージです。 ①抑揚を意識するいわゆるメリハリです。ここではあえて相手と「合わせない」場面をつくります。 例えば・・・。 同じテンポで話してきたけど、突然早口で話してみる。 大きめの声で話してきたけど、突然ひそひそ話のような小さな声で話してみる。 抑揚を意識することで、相手の注意を引き寄せ、相手の聞

話し方のコツ 〜基本編〜

「話し方」は奥の深いテーマだからこそ、課題を絞り込むことが大切です。 そこで誰でも意識できる「3つの基本」をご紹介します。 話し方のコツ(基本編)は「相手の目線に合わせる」ことです。 ①言葉遣いを合わせる詳しいことはこちら「伝える技術 ~言葉遣い編~」でもご紹介していますので、ぜひご覧ください。 例えば・・・。 知識が乏しい人に対して、専門用語を多用しないこと。 年配の方に対して、流行(はやり)言葉を多用しないこと。 子供に対して、過剰な丁寧語を使わないこと。