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学美:フレグランスで表現するファッション、ファッションレベルを格上げする失敗しない香り選び

みなさんおはこんばんにちわ、スカリーです。

今回の学びは、ファッションと親和性が意外にあるフレグランス(香水)についてです。

夏になるとどうしても香りが気になる時期になり香水についてのご質問も増えてきます。もちろん本来であれば季節関係無くフレグランスは重要なファッションアイテムなのですが、夏はより必須のアイテムとなります。

そしてどうやって選べばいいかわからない、何を基準にすればいいかわからない。そんな香水迷子の方にもオススメの記事になっています。

一応香水は香りに敏感な方や、肌が敏感な方などは一部付けられない場合もありますので無理はしてはいけません。あくまで香水が問題無い方だけ参考にしてください。

特に健康被害などが無い方は香水を是非色々探して考えてみてください。

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ファッションフレグランスとアロマセラピーの違い

まずとても重要な事なのですが、皆さんのフレグランスの意図の方向性によって本来選び方も変わります。

ファッションフレグランス≠アロマセラピー

これだけは間違ってはいけません。多くの香水に関する記事はアロマセラピー目線の記事が多く、もちろん間違いではありませんがファッションとしての視点はあまり持ち合わせていません。

まずアロマセラピーとは何かというと、

自分の好きな香りや状態に合わせた香りを付けて自分自信で感じる事によって癒やしや高揚感を得る事です。

より単純化すると自分主体で自分の為に付けて香りを楽しむ行為です。

香りを楽しむ事を前面に押し出した行為なので、ファッション的な要素が薄くイメージのコントロールが難しいのが難点です。

一方、ファッションフレグランスは

ファッションのイメージに合わせて予想される香りを付けて相手や自分自身により強いファッションイメージを植え付けるものです。

要するに、好き・嫌いの判断では無くファッションの方向性に合わせてイメージを強める為に付けるものです。

このファッションフレグランスは理論的に香水を選ぶ事が可能で、メリットとして相手に自分イメージをより強く植え付けて反応をコントロールしたり、自分自身にイメージを把握させてイメージコントロールしたりと、主に自分の思ったようにコントロールをする事が出来る事が特徴です。

また、相手に香りを届ける場合は自分には香りがわからなくてもいいので香りが苦手な方も自分には香らず、相手にだけ香る場所に付けるなど出来るのでファッションフレグランスは様々なシーンで活用可能です。

まとめると

アロマセラピー=癒やし・楽しむ・自分の為

ファッションフレグランス=イメージコントロール・理論・相手の為(自分で自分を理解する)

という方向性が出来上がりますので、必要に応じて使い分けてください。

なりたい自分になりたい、相手に与える自分のイメージをコントロールしたいならファッションフレグランスがおすすめです。

寝る前やプライベートシーンではアロマセラピーのほうが楽しいです。

香水とファッションイメージ

では実際にどのようにファッションフレグランスは選んでゆくかというお話ですが、今回は基本の基本からお伝えします。

まずフレグランスを大きく分けて4つのカテゴリーに分けます。(細かく言うとより細かくなりますが今回はわかりやすく。)

1,濃い花の香り・麝香など動物性の香り・甘い植物の香り

2,ライトフローラルの香り・柑橘系などのフレッシュな植物の香り

3,ハーブ・青みのある植物の香り

4,木の香り・スパイスの香り・レザーや石油の香り

上記のような香りに分類しファッションイメージと合わせて選んでゆきます。

そして、ファッションイメージを3つに分けて自分のなりたい方向をイメージしてその後フレグランスと照らし合わせます。

ファッションイメージは

(1)女性的・フェミニン・セクシー

(2)中性的・ナチュラル・シンプル

(3)男性的・マニッシュ・信頼性

といった具合に分けてなりたいファッションの方向性を選びます。

方向性を選んだら後はそれに馴染む香りを選びます。

(1)の女性的ファッションなら1,〜2,の香りがイメージをUPさせ、3,〜4,の香りはイメージから離れてゆきます。場合によってはイメージダウンの可能性も。

(2)の中性的ファッションなら2,〜3,の香りがイメージをUPさせ、1,4,の香りはイメージから離れてゆきます。

(3)の男性的ファッションなら3,〜4,の香りがイメージをUPさせ、1,〜2,の香りはイメージから離れてゆきます。

といった具合にシンプルに理論的にファッションにあった香りを選んでゆけるので是非試してみてください。

ファッションフレグランスは、イメージ優先の相手の為の香りという事もお忘れなく。

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香水をつける場所のテクニック

香水は付ける場所によっても香り方や表現が変わるのですが、まず基本のテクニックをお伝えします。

そもそも香水は体臭と混ざってその人の香りになる場合もありますので、付け方は様々です。

もし、香りをストレートに楽しみたい場合は肌には付けずスカーフの裏面や洋服の裏地などに付けると香りがストレートに伝わります。洋服の表地に付けると変色などになる場合もあるので気をつけてください。ちなみにスカーフに香りを付けるという手法は多くのハイブランドで実際に実行されています。

身体に付ける場合によく付ける場所は

手首、首、耳の裏、へそまわり、髪の内側

などがあります。この部分は自分にも香りが届くのであまり自分で香りを嗅ぎたくない方や強い香りが苦手な方はやめた方がいいです。

次に

背中、うなじ

これは動いた時に相手に香りが伝わりやすく、残り香を香らせる事も可能です。自分に対して香りは伝わりにくくなりますので、ほのかに香りを届ける場合もココがオススメ。

最後に

膝裏、足首

ここは自分であまり香りを感じないのですが、足の組み替えや移動などに伴って相手に香りが届く場所です。自分にはあまり香りが届かないので香りが苦手な方やあまりファッションフレグランスとして活用しあまり好きじゃない香りを付ける場合にはこちらがオススメ。

付ける場所だけでもこんなに表現が変わりますし、香りが苦手な方でもファッションフレグランスは大切な要因になりますので場所を上手く利用して微かに香らせる方法を知っておくと便利です。

今回のSculley Fashionizm:学美はここまで。


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