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名門海外大生のリアル

Edu.torチューターとしてご活躍の、現役名門海外大学生、LiSAさんにお話を伺いました。

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チューターになったきっかけは?

もともとは父が母に勧め、母がEdu.torのチューターになりました(Lemonさん)。その話を聞き、自分自身もこれまでの経験が貴重だと改めて感じ、私もチューターになりました。

現在カナダのトロント大学でスポーツ科学(kinesiology)を専攻されているそうですが、実際にどんな日々を送っているのですか?

特に1,2年生のうちは、とらなければならない科目も多く、課題のために学習スケジュールの前倒しや、睡眠時間を削らないと間に合わない日々です。過酷な日々に、同学年260人のうち1年間で60人がやめていきました。

スポーツ科学で主に学ぶのは、解剖学や物理学、心理学などです。高校では1、2ページで済んでいたエッセイも大学では10ページくらい書かされるので、隙間時間も惜しんで課題に取り組んでいます。授業は朝8~9時に始まり、授業の合間に図書館での勉強や寮での食事をはさみつつ、最後の授業が終わるのが午後8時になることも、しばしばです。そこから夜にかけて3時間くらいは勉強します。こうした生活がずっと続きます。ただ、こちらの学生はオンとオフの切り替えがとても上手で、遊ぶときは思い切り遊んでいます。

コロナの影響で日本の実家からオンラインで授業をとっていたこともありましたが、またキャンパスに戻ってきました。現在は大学から徒歩5分の一軒家の1階部分を、ルームメイトと3人でシェアして暮らしています。大学の課外活動として、トロント大学日本人会に所属し、いろいろなイベントや企業とのネットワーク作りに関わるなどしています。

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トロント大学のブックストアにて

自分の核となった経験

小学校はアメリカ、高校はカナダと豊富な海外経験をお持ちですが、印象に残る経験は何ですか?

父がアウトドア好きで、特にアメリカにいたときは、国立公園などへ家族とともにキャンプに頻繁にいきました。焚火を起こし、テントを設営、そこで寝泊まりをする本格的なものです。ただ行くだけではなく、その土地や歴史についても学ぶことができましたし、エッセイのテーマにしたこともあります。

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モンタナ州の国立公園での夏休み

また、幼いころからダンスを続けていて、アメリカにいたときはコンペティションチームに入りました。州内の大会や全国大会への出場経験もあります。カナダの高校卒業までずっと学業と両立させながらダンスを続けてきました。ダンスに費やす時間があることで、勉強の時間とオンオフがはっきりするのでかえって集中できました。

アメリカのダンスコンペティション

この二つの経験は、大学の願書を書くときにも役立ちました。カナダの高校にいたときは、ネイチャーズクラブとビジネスクラブを立ち上げ、先生とのやりとりの機会も多くなり、コネクションも増えました。

11年生(高校2年生)から本格的に大学出願への準備をしました。私はダンスをしていたので良かったのですが、課題活動の実績を積んでいないと願書に何も書けなくなってしまいます。11年生(高校2年生)から12年生(高校3年生)の間で成績を落としてはならないプレッシャーもありました。

親元から離れ、これまで住んだことのないカナダ東部のトロントの大学に進みましたが、トロントは特定の人種で固まることもなく、インターナショナルな雰囲気なので、居心地がいいです。

将来に向けて

どんな進路を考えていらっしゃるのですか?

まだ具体的には決まっていませんが、コロナの影響で日本に一時帰国したとき、日本でインターンシップを経験する機会がありました。SDGsについての学びを提供する国際的な教育組織でのチューターアシスタントです。とりあえず日本で就職して経験を積んでから、カナダなどで働くのもいいかと最近は思い始めています。

相談を考えていらっしゃる方へ一言

現役大学生としての生きた経験談を語ることができると思います。真面目な話だけではなく、楽しい話も共有したいです。どうぞお気軽にご相談ください。

Edu.torでは、ご相談をお待ちしております!

今回インタビューしたチューターのプロフィールはこちら

https://edutor-tutor.com/tutors/87

*お母様のLemonさんもEdu.torチューターです。インタビュー記事はこちら。https://note.com/edutor/n/n15d8d10e2bde

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