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低学年から無駄なく家庭学習を定着させるコツ

stand.fm【中山まち子の気ままにラジオ】の原稿になります

今回は、低学年から家庭学習を継続させるコツをお話していきます。

無料教材を使う

低学年の頃はなるべく教材費は抑えたい。通塾を考えているなら、学年が上がってからの教育費がけっこう大きいのでとにかく無料教材を使って家庭学習に取り組ませる。

プリント主体になるので、毎日取り組むべき課題を用意しておく。準備は親がしなくてはならず面倒だが、子どもの学習進捗状況や理解度が分かるのでメリットの方が多い。

低学年の頃はまだ勉強の仕方が分からなかったりするので、親が準備して丸付けをするの作業で親から見守られている、アドバイスをもらえるなど家庭学習定着には最適。

無料教材はネット上にたくさんある。パソコン、プリンター、コピー用紙は必須。周辺機器をそろえる出費は長い目で見れば挽回できる。

カレンダーにハンコやシールを貼る

低学年に通用する必殺技がカレンダーにハンコやシールを貼り、一目で勉強が続いているか分からせる方法。
学年が上がると面倒くさいとやらなくなる。子どもにもよりますが、継続や熱意が低学年の頃とは比べ物にならないくらい低下。

子どもの好きなハンコやシールを買い、ハンコを押すまたはシールを貼るで終了。

ハンコやシールは100均でも種類豊富なので探してみては。

とにかく、勉強一辺倒にならず楽しみやお笑いを取り入れて「勉強、家庭学習=楽しい」と思わせることがポイント。親がガミガミでは子どもの気持ちはついてきません。


通信教材は最終兵器

教育費は学年があがるとかかってくるのが世の常。低学年はなるべく費用を抑えたいところですが、それでもムリそうなら通信教材に頼ることが賢明です。

ネットで教材探しをして丸つけする時間的余裕がなければ、通信教材を活用することは悪ではありません。

「学年が上がってから勝手に勉強する」は残念ながら妄想です。家庭学習習慣のない子がいきなり中学生になってから勉強する確率はおそらく0%に近いです。

改心した子がいたとしても、全体から見たら2,3%未満でしょう。それくらい、低学年の頃から地道に家庭学習を継続させることは重要課題なのです。

今の通信教材は、タブレット端末型が主流です。1台で全教科、英語のリスニングもタブレット端末ならお手の物です。

AIが子どもの苦手単元を理解し、苦手克服問題を自動作成するなど親世代からしたら信じられないようなことが可能となっています。保護者に学習通知メールが届くシステムもあり、【子どもがちゃんど勉強しているか】が分かるようになっているのも魅力的です。

ただ、便利でもお金払っているのですからそれなりに頑張ってもらわないと意味がありません。ただ端末を渡すのではなく、毎日コツコツ勉強することの大切さをしっかり話をすることが大切です。

低学年の頃は親の管理が必須

低学年の頃はとくに親の管理が有無により、子どもの学習習慣定着の成功を左右させます。
与えるだけで放置ではなく、与えつつ保護者もまるつけや教材管理をするというスタンスが重要です。

正直、面倒ですがその面倒を通過しないと多くの子どもは学習習慣が定着しません。【成長したら自分で勝手にやるはず】ではなく子どもと関りながら勉強していく環境を整えていきたいですね。

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