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Edu Meets Vol.01 (当日編②)

前回の投稿から、かな〜り時間が立ってのアップ。ご容赦ください。前回は、イベント当日運営〜グループワークまでを述べました。今回の当日編②では、グループワーク(テーマ:こんな学校あったらいいな)で出た意見や私個人の雑感を記したいと思います。

グループワークはやっぱりいいぞ

Edu Meetsの前に実施したプレイベントでは、飲み食いしながら歓談だけで、結局終わってしまいました。それはそれでとっても楽しかったのですが、今回グループワークを取り入れてみて、その有用性を実感しました。やっぱり共同作業をすると連帯感、充実感が生まれます。今回のテーマは「こんな学校あったらいいな」という極めて直球、小学生になった気分で答えていただきたいものとしました。グループは4グループ(1グループ5〜6人)に分かれました。教職員と異業種の方々が必ずミックスするように分かれ、用意しておいた付箋とペンで各々アイディアを出し合います。ながれは15分間でブレインストーミング+意見の集約→グループ代表者が発表としました。(時間配分はその場の流れをみながら調整)

グループワークで出た意見

各グループから出た意見を集約すると、大体が3つに分かれるかなと思いました。まず1つ目はオルタナティブ(現状代替となる)要素。2つ目は現在あるものを壊すスクラップ的要素。3つ目は何か新しいものをつくるビルド的要素。これらの意見の中身を挙げてみます。

こんな学校あったらいいな〜オルタナティブ編〜

・様々な職業と触れられる ・選択制授業(授業を好きに選べる)・多種多様な人が教師になる(様々な人が学校に出入りする) ・登下校時間、登校日は自分で決められる ・部活参加は自由 ・好きなことを好きなだけできる ・飛び級可能 ・複業ならぬ復学 

こんな学校あったらいいな〜スクラップ編〜

・担任制廃止 ・宿題廃止 ・テスト廃止 ・校舎がない ・制服がない ・成績表なし ・校則なし(or生徒がつくる) ・指定座席の廃止

こんな学校あったらいいな〜ビルド編〜

・美味しいビュッフェ形式の給食 ・学校専用の畑 ・校内カフェ ・投資部 ・お金に関する授業 ・ICT環境 ・オンライン学校 ・生徒が行事をつくる ・ソーシャルゲームを取り入れる ・スモールビジネススクール ・習熟度別授業展開 ・一流の方々と触れ合える ・地元で働く人と交流できる ・生徒、教師のフラットな関係

こんな学校あったらいいな〜番外編〜

・先生が楽しそう ・蛇口からオレンジジュース ・ログハウスの学校 ・いじめがない ・定額制 ・各生徒の素晴らしい点を発見できる ・学校を活用した地域創生 ・価値観つながりが強い ・生徒が夢中になるトリガーを作れる ・やってあげない教育の提供 ・授業はしないけれどテストはあり ・校内通貨がある ・校舎が選べる

こんな学校あったらいいな〜まとめ〜

と、3つプラス番外編と分けてみましたが、カテゴライズすることに無理がありますね。でも、ふと思ったんです。意外と学校教育目標に上記のものが入っていると言うことに。

例えば、勤務校の学校教育目標は、①更なる授業改善に取り組み、主体的に学ぶ生徒の育成に取り組む。②高い志を育み、生徒一人一人の進路を実現させる。③積極的な情報発信を行い、地域の期待に応える学校づくりに取り組む。④生徒一人一人に寄り添い、将来のリーダーとしてふさわしい礼節と主体性を備えた生徒を育成する。です。

授業改善には、ICT環境を整えたり、外部の人間も授業に関われば実行できそうです。生徒一人一人の進路の実現も、外部の様々な職種の人との関わりが重要になるでしょう。そして地域の期待にも地域の方々の期待が何なのかを関わり合いを持ち、知ることができれば具体的に応えることができそうです(もしくは考え方を変えて「期待に応える」から「期待される」へシフト)。そして、要の「主体性」を育むために何をすべきか考える。

そうなんです。肝心なことは、すでに用意された目標だと何も考えないで、ただの言葉の羅列になっていることが多い。それを噛み砕いて、他者と話し合うと今ある目標に魂が吹き込まれた感じなのです。このプロセスはおろそかにしてはいけないと感じた次第です。

以上、長くなりましたが、Edu Meets Vol.01の報告でした〜。

次回のEdu Meets Vol.02は12月6日(金)@Area898 18:00〜開催決定!


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