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いつからそこにいたの

今、自分たちの身の回りにあるもので、それが出現した瞬間を知らないものは、物心ついた瞬間からそこにあるわけで、それはあるのが当然で、それが生まれる瞬間については意識しないように思う

所沢にKADOKAWAが作ったサクラタウン
印象的なライブラリーの他に、神社を作ったことを知っている人はどれくらいいるだろうか

神社を新しく作る
神様をお呼びして、鎮座していただく建物を作る
よくよく考えてみれば、明治神宮は明治神宮と言うぐらいだから明治時代以降に作られているはずだ
でも、私は割とそんな最近のものだと考えたことはない
生まれる前、意識する前から存在したすべてのものに時間的差異はなく
とにかくすべてそこにあるという感覚

だからこそ、「新しく作られた」というのが自分の感覚をぐにゃりと変えてくる

点で見ると、存在する(イチ)か存在しない(ゼロ)かと言う、その時点での有無だけになるので、その感覚は実感しにくい
特に今回の神社のような存在は「昔からあるもの」と言う思い込みも相まってぐらぐらと感覚が揺さぶられておもしろい


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