”えんぴつ”1つでもここまで広がるのか!!~第1回STEAM研究会を終えて~
おかげさまで7月25日(日)、第1回STEAM研究会を無事に開催し終えることができました。
たくさん不安がある状態ではありましたが、教員を目指している学生だけでなく、現職教員や企業人も交えて、全員が”ワクワク”する時間を過ごせました!!
今回はその中でもヤマ場だったワークショップを特集していきます!
つなげ・広げ・深めるテーマに設定したのは、”えんぴつ”
子どもにも大人にも超身近なこの文房具について、参加者を2班に分け、こんな流れでワークショップは行われました。
約80分にわたる長いワークでしたが、2班ともマインドマップを作る手も、おしゃべりも交流もとどまる所を知りません…!
そしてできたものがこちら
1班↓
2班↓
いやいや、小さすぎて見えんやろがいΣ\( ̄ー ̄;)
…はい、拡大してみていきましょうか、おもしろかったところを
まず1班から
確かにえんぴつって12本セットで売れていることが多い、けどそこに着目して、物を数える単位、進数、さらにはピアノの弦にまで広がっている!
個人的に、「ダース is 何」っていう表現もなんか好き
ここでは、「普段書(描)いたことないもので、書(描)いてみよう」という学習活動を紹介。石で削ってみても、泥水を使ってみても、草を染料にしてみてもいいみたい。紙にペンで書くこと=書(描)くこと、と考えていたタマちゃんはかなり衝撃をうけました。でもすっごい面白そう!
続いて2班
えんぴつのおしりについているちっちゃい消しゴムに注目
フェルールという名称、最初に発明した人が特許を取った話、プラスチック製ではなくてゴム製だから消しにくい(成分)と広がっています
消せるボールペンの話も出ていますね~70°Cまで上がると消えるんだ!
子ども向け雑誌についてくるえんぴつのふろくにも着目しています
「どんなふろくがいいんだろう」これを、経済面やデザイン性などから子どもたちが実際に企画・提案する学習
アントレプレナーシップ教育という言葉も出ていますが、実践的で、なにより子どもたちの生活や将来に直結する学び、できると最高ですね!
ここまでほんの一部でしたが、えんぴつがただの文房具の枠に収まらず、いろんな分野に飛んで、そこで幅広い学習の形が描かれていました
何より話している時のみんなの表情、楽しそうでワクワクしてましたね!
最後に、ワークショップの中でファシリテーター役を務めた、学生インターンのメンバーの感想を載せておきます
そして、タマちゃん自身も、全体進行をしながら、そして2班のワークショップを見ながら、
「みんなで話し合う中で、新しいアイディアがどんどん生まれてくる
学びはある分野に限定されない、限定されないからこそこんなにも楽しいんだ!
まさに”STEAMな学び”がここにあった!!!」
そう感じていました。
今年中にあと2回研究会を開催、その研究会に向けて確かな手ごたえとたくさんの活かすべき反省点を得られた、最高の形で終われたと思います。
これからもSTEAMクリエイターズ、がんばっていくぞ!
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