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Outlookのメールをバックアップするには

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経緯

カスペルスキー先生が、自分のメールアドレス（outlook）が流出したかもと言ってきたので、ここ１カ月ほどメールのバックアップを試してきたので記事にする（ちなみにどこのサイトから流出したんじゃないかってことも警告してくれた）

本件は、ニコニコ動画（KADOKAWA）の件とは別だと思うが、仮に登録者のメールアドレスが流出していたことに備えて、メールアドレスに紐づく他のサービスが使えなくなる、損害が出るなどの二次被害を出さないためにもバックアップをとり始める人もいるかもしれないので、少しでも役に立つならばと思い記事にする

前提

  • outlook on the web のアカウントを持っているユーザー

  • 不正なアクティビティを検知したユーザー

  • バックアップを取りたい人

事前準備

不正にアクセスしようとするアクティビティを検知するには、最近のアクティビティを表示をクリックすることで確認ができる

もし、不正なアクティビティを検知していなければ、一旦はこの記事はお役御免となるので閉じていい

何をしたか

バックアップする方法を調べる

インターネットで検索すると、outlook on the webではメールのバックアップは一括でとれないという記事が出てくるが、実際に自分で画面を確認することも必要だと学んだ。結論からいえばバックアップは取れる

メールボックスのエクスポートを押すとバックアップを開始する
3日～4日でダウンロード可能に！（結果的に6GBほどのデータ量になっていた）

古い情報だったことが分かった ↓

バックアップをするメールはどれか？

Outlookは僕の時代はhotmailと呼ばれていて、もうすぐ20年くらい経つのかもしれないので、メールの件数（総数）は大変なことになっている

しかし、ほとんどが宣伝のメールで重要なメールは全体の１割も満たないと感じているので、宣伝メールを片っ端から削除していった

理由はバックアップを取るにも時間が掛かるからだ。Microsoft Outlook on the webのメールのエクスポートの画面を見ると最大４日掛かるとのことで、出来るだけ処理する量を少なくするために不要なメールを削除していくといいだろう

ただし、必要なメールまで削除しないように細心の注意を払うこと

効率よく宣伝メールを削除するためにしたことは、下記の通りである

  • 宣伝のメールと思われるアドレスで検索して削除する

  • 宣伝用に振り分けたフォルダは一括で削除する

OneDriveのファイルをエクスポートする

outlookはonedriveに紐づいているため、onedriveに保存しているファイルも全てダウンロードした。なお、知らずにマルウェアが添付されていたら嫌なので、ダウンロード後にセキュリティソフトで検査した。その後、onedrive上からはファイルやフォルダを削除した

このようにアカウントに紐づけているサービスがあれば、解除していった方がいいだろう（いつ、乗っ取られるか分からないからだ）

個人情報に関係しそうな情報（名前など）は変更する

outlook on the webに不正アクセスされたときに備えて、見られたくない情報を出来る限り変更しておいた

正直、このメールアドレスでは運用できないと考えているのでメールアカウントを削除する一歩手前で情報を残したくないと考えている。一歩手前といったのは、Microsoft側の仕様が分からないため、仮に攻撃者に同じアカウントでメールアドレスを作成されたら、そのメールアドレスで認証していたサービスに入れてしまうのではないかという危惧が拭いきれないからだ。恐らく、Outlookの受信トレイなどはまったく新しいものが作成されるのだが、何となく同じアカウントの保持者がいることには抵抗がある。（そこらへん、どうなんですかね？ＭＳさん。まったく同じアカウント名は作成できるのか？詳しい人がいたら教えてほしい）

明示的にサービスを解除していく（予定）

メールのバックアップが取れたら、広告配信は順次ストップしていくつもりだ

明示的にサービスのメールアドレスを変更していく（予定）

自分にとって重要なサービスにアカウントを紐づけている場合は、他のメールアドレスに移管していく

注意点

バックアップしたメールは安全か？

バックアップしたメールは安全かといえばそうではないと思う。何かあったときに発掘する程度に考えているが、用がなければ発掘はしないつもりだ。というのはバックアップしたメールの中にもスパムメールが混じっている可能性があるわけで、うっかり復元して踏んでしまったら意味がないからだ

まとめ

メールアドレスのバックアップや移管は時間が掛かるので、長期戦とはなるだろう。もし、自分のパスワードに不安があるのであれば、自分ならば解読する気がうせるくらいのパスワードに変更していいとは思う

何でもかんでもサービスに登録するべきではないなということを学んだ。このサイトから流出したんじゃないか？ってサービスは下手にアクセスしてアカウントを閉じることも下手にしない方がいいのではないかと感じているが、ベストプラクティスは見つけられていないので、引き続き、改善方法を検討していく

おわり！