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ホワイト私学の見分け方

皆さん、こんにちは!!
現在私立中学高等学校で、数学の教員をしながら教員を目指している方や、教員に対する些細な疑問を持つ方たちに向けて情報を発信している、S.Kiriaです。

学校には大きく分けて公立学校私立学校が存在します。

教員を目指す上で、学校の内情を知ることは大切なことです。

公立学校の情報はネットで山のように出てきますが、私立学校の情報は調べてもなかなか出てこないのが現状です。

私立学校は千差万別、人間と同じように学校ごとの教育理念特色があります。
もちろん、教員に対する待遇も様々です。

給与が高く、休日もしっかり確保されており、福利厚生もしっかりしているいわばホワイトな私学

給与が低く、土日も部活ばっかで休みが無いようないわゆるブラック私学

教員を目指す方なら誰もが前者の学校に就職したいと考えるのは必然でしょう。

そこで、本日は現役私学教員である、私が就活を通して得た経験や様々な学校の先生方から聞いた情報をもとにホワイト私学とブラック私学の見分け方を紹介したいと思います!

私自身も就活していく中で、私学の情報が全然なく、とても苦労した記憶があります。

この記事を通して、少しでも教員志望者の役に立てることができたらなと思います!

それでは、見ていきましょう!

ホワイト私学とブラック私学の違いさ

・専任教員の人数

私立学校には主に「専任教員」「常勤講師」「非常勤講師」と雇用形態が3つあります。
違いについて知りたい方はこの記事を読んでいただければと思います!
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専任教員は一般企業における正社員。
専任教員は常勤講師や非常勤講師よりも人件費が高く、基本的には学校側から解雇されることはありません。

専任教員が多いということは、教員一人ひとりに高い人件費を払えるだけの潤沢な資金が学校側にあることが考えられます。

【専任教員の人数】
専任教員の人数が多い→ホワイト私学
専任教員の人数が少ない→ブラック私学

・毎年教員の募集をしているかどうか

私立学校は公立学校と違い、基本的には学校を退職された人数だけ補充する形で教員募集を行います。
例えば、
国語の先生1人退職→国語の先生1人募集
数学の先生2人退職→数学の先生2人募集

つまり、毎年募集をかけている学校は先生たちが毎年何人か退職している、いわば離職率が高いことが分かります。

離職率が高いということは、職場環境や給与があまり良くないのではないかと推測することができます。

それは教育界に限らず、一般企業においても職場環境や給与がいいような会社を自ら辞めたりしませんよね(笑)

【毎年教員の募集をしているかどうか】
募集を滅多にかけない→ホワイト私学
募集を毎年かけている→ブラック私学

※上記の内容は専任教員の募集の有無であり、常勤講師・非常勤講師ではありません。

・研修日(研究日)があるかどうか

私立学校では基本的に土曜日にも授業を行います。
そのため私立学校のほとんどが教員の休みを確保する制度として、毎週平日のどこかに「研修日」という名の休みを設けています。
研修日について知りたい方はこちらの記事を読んでいただければと思います。
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しかし、もう一度言いますがこの研修日制度はほとんどの学校で取り入れています。

つまり、私立学校の中には研修日制度を取り入れていない学校もあるのです。

研修日がないということは、週6日の勤務でなければ終わらすことのできないぐらいの仕事量が与えられることが考えられますし、そもそも週6日勤務ってだけで他の学校と比べてもだいぶブラックではないかと思います。
研修日があるかどうか募集要項で分かりますので必ずチェックしましょう!

【研修日(研究日)があるかどうか】
研修日がある→ホワイト私学
研修日がない→ブラック私学

・給与が提示されているかどうか

私立学校において、教員の募集要項の1つに給与・福利厚生の欄があります。
ほとんどの学校では、「本校規定による」と明確な金額を掲載しておりません。

しかし、一部の学校では初任給を大卒と院卒で明確な金額を掲載しているんです!

攻玉社中学校・高等学校の教員募集要項

上記の画像は名門私立高校の一つである攻玉社中学校・高等学校の教員募集要項です。
給与の欄を見ると、基本給250,100円と明確に記載されています。

専任教員の募集要項において、このように記載している学校は比較的給与が高い傾向にあります。

給与が低い学校が金額を明確に記載するメリットはありませんからね(笑)

このように給与が提示されているかどうかでも判断することができます!

【給与が提示されているかどうか】
給与が提示されている→ホワイト私学
給与が提示されていない→ブラック私学

最後に

いかがでしたか?
本日はホワイト私学の見分け方についてお話しさせていただきました!
もちろん、今回の記事でご紹介した内容が全てというわけではありませんし、100%見分けられる保証もありません。
あくまでそういった傾向があるということを予めご了承ください。

今回の記事で少しでも多くの教員希望者の就活の手助けになればと思います。

本日は、お忙しい中、最後まで記事を読んでいただきありがとうございました!
今後も教員生活のありのままを発信していこうと思いますので、フォローのほどお願いいたします!

また、私が実際授業で扱っている教材を販売していますのでそれも併せて
お願いいたします!
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