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公務員試験生物(メンデル遺伝)

このnoteでは、ワンコインで公務員試験でよく出る知識を解説します。
ながら勉強とか、スキマ時間勉強で気軽に1点とりましょう!


お題

遺伝の法則に関する記述として最も妥当なのはどれか。

1.メンデルの遺伝の法則には、優性の法則、分離の法則、独立の法則があり、そのうち 独立の法則とは、減数分裂によって配偶子が形成される場合に、相同染色体がそれぞれ分かれて別々の配偶子に入ることをいう。
2.遺伝子型不明の丸形(優性形質)の個体(AA 又は Aa)に劣性形質のしわ形の個体(aa)を 検定交雑した結果、丸形としわ形が 1:1の比で現れた場合、遺伝子型不明の個体の遺伝 子型は Aa と判断することができる。
3.純系である赤花と白花のマルバアサガオを交配すると、雑種第一代(F1)の花の色は, 赤色:桃色:白色が 1:2:1 の比に分離する。このように、優劣の見られない個体が出 現する場合があり、これは分離の法則の例外である。
4.ヒトの ABO 式血液型について、考えられ得る子の表現型(血液型)が最も多くなるの は、両親の遺伝子型が AO・AB の場合又は BO・AB の場合である。また、このように、一つの形質に三つ以上の遺伝子が関係する場合、それらを複対立遺伝子という。
5.2 組の対立遺伝子 Aa と Bb について、A は単独にその形質を発現するが、B は A が 存在しないと形質を発現しない場合、B のような遺伝子を補足遺伝子といい、例としてカイコガの繭の色を決める遺伝子などが挙げられる。

今回はみんな大嫌い・遺伝計算のテーマです。
しかし、公務員試験だと実は計算不用な問題も多いのです。

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