【アメリカ駐在】子どもたちの現地校サポートのために、チューター（個人指導の先生）を探した2つの方法！
こんにちは、EDUBALアンバサダー小川のぞみです。私には3歳差で帰国高校受験を経験した第一子長女と、帰国中学受験を経験した第二子長男がいます。
今回は、カリフォルニアのサンノゼ、シリコンバレーで探した「子どもたちのためのチューター（いわゆる家庭教師）」のお話をしたいと思います。プロの家庭教師もいいけれど、年齢が近い学生チューターを探していました。そのココロとは……？
渡米後すぐ（娘5th＆息子2nd）で探し始めたお姉さんチューター
アメリカ生活が始まり、娘が小学校最終学年である5年生、息子が2年生に転入が決まるかどうかの頃、チューターのお姉さんが必要だと私は考えました。
まず、「お姉さん」が良いと思ったのは、娘が思春期にさしかかっていたこともあり、性別が同じで年齢が近ければ、話がしやすいと考えたからです。そのほうが英語や現地の文化を楽しんで学べるのではないかな、と思いました。息子はどんな人でも気にしないタイプの性格ですし、低学年なので長女を想定しました（ごめんよ、息子 笑）。なんだかんだ歳が大きいほうから親は考えがちですよね（汗）。
ほかには、「日系人で日英ができる近所の高校生か大学生」が良いと考えました。苦労して英語を習得した経験があり、アメリカの教育事情も含め現地校の雰囲気が分かるチューターだったら最適、と。さて、誰に聞こうか……。夫の会社の駐在員の子どもはどうしているのだろうか、と。
①夫の会社が契約していた日系のリアルター（不動産仲介者）経由
夫に考えを伝えたら、「会社で聞いてみる」と言われました。それが始まりでした。どうやらリアルターの日系人の知り合いを辿れば、誰か見つかるかもしれないと。
2週間ほどでしょうか。待っていると連絡が来て、なんと娘や息子と同じ学区の高校生のお姉さんが学生価格でやってくれそうだと良い知らせが！
早速、自宅に来てもらい顔合わせをすると、とても優しく聡明なお姉さんで、娘も息子も楽しく英語を学べました。「また来てほしい」と子どもたちに言われ、即、決定。「日本語が通じて英語を教えてくれるお姉さん」ーー心強かったのでしょうね。
最初は「DUCK」＝「あひる」などというカードから始めるレベルでしたが、あれよあれよと基礎中の基礎英語レッスンは終わり、現地校のホームワークを教えてもらうレベルに成長し、大変助けられました！
②日系のママ友が結構できてから、みなさんにお尋ね
学年が進み、勉強に追いつくか追いつかないかという段階に来ると、ミドルの娘は週1のチューターでは足りません。ハイスクールが忙しいお姉さんは週1が限界なので、ほかのお姉さんも探して見ようと考えました。
アメリカ生活も2年目になるとママ友も増え、同じエリアに住む日本人（厳密にはアメリカ国籍だったたり、外国人もいましたが）のグループでの朝ウォーキングに参加したりしていました。そこで、チューターのお姉さんを探している話をすると、イギリスの大学を卒業していた才女なママから「娘が興味があるかもしれない。聞いてみるわね！」と言われたのです。
同じエリアに住んではいましたが、私立に通う中3のお姉さんでした。娘とは2歳差です。会ってみると、こちらのお姉さんもとても優しく聡明で驚き……。英語が思うようにできない日々も記憶に新しいらしく、かなり寄り添ってくれたと思います。教えるのも上手で、娘も感動していました。「〇〇ちゃんはどう思う？」と考えさせてくれる素晴らしいスタイルだったのです。
合計週2のサポートで、娘のミドルの成績はぐんぐん上昇しました。息子はエレメンタリーでしたし、やる気がないザ・小学生男子で「今日はチューター大丈夫～」ということも多く、娘がお姉さんを独占しているような状態でした（笑）。
第一子長女には身近なロールモデルとして、人生の先輩として尊敬の念が！
息子はのらりくらりとチューターの時間もさぼっていましたが、娘にとっては身近なロールモデルというべきお姉さんたちでした。お姉さんたちはやはり優秀だったようで、進路を聞くとカルテックやバークリーに進学したということでした。
英語はもちろん、アメリカのこと、住んでいるエリアの話題など、何かにつけて話せて心の支えになったと思います。そんなお姉さんから教わることは、聞く耳も高かったのでしょう。おかげで生活適応力、英語力、学力、英検への勉強までクリアできました。
親子で感謝の気持ちをこれほど意識したことは今までなかったといっても過言ではありません!! 「歳の近い・状況の似た・同じエリアの学生チューター探し」、おすすめいたします。
