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インター校は何がいい?~ここがいいとこ自由なとこ~

こんにちは。EdubalアンバサダーのRanです。
今回は子供を通わせてみて感じるインター校の面白いところ、日本の小学校と違う特徴的なところなど、その魅力をいくつかご紹介したいと思います。もちろんインター校といっても一括りにはできないのですが、一例として、国内インターも楽しそうだなと思ってもらえたら嬉しいです😊

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国内インターと海外インターはかなり似た雰囲気ですが、国内インターは日本要素を端々で感じます。日本語(国語)の授業があることや、生徒の日本人比率が高いことが要因かもしれませんが、それでも公立小学校も一通り経験していると、学校の在り方が実に様々で、良い方向に固定観念がぶっ飛び柔軟になったように思います。

ここがいいとこ~服装・教室~

まず分かりやすいのは持ち物や服装、学びの場が自由なこと。
必要品であれば原則NGなし。パーマもヘアカラーもピアスもOK。
リュック・ペンケース・ランチボックス・・・たとえばリュックのほとんどを占拠するような大きなペンケースにふわふわの毛が生えてユニコーンの角がついていてもOK!地毛で髪色が様々なので自分で毎週髪色を変えてもOK!お勉強に集中できないような物や服装でなければOK!

教室も大きめの机にカラフルな椅子で見るからに楽し気。学ぶテーマごとに同じ志の子供がグループになって議論や協力をしながら深堀りしていくので黒板と先生の方を向いて座る姿はありません。
果たしてクラスがまとまるのか疑問ですが、自由だからこその秩序なのか先生の技術なのか、何とかなっているので不思議・・・。

椅子の高さも色々。机の形も予想外!

ここがいいとこ~PTA活動~

保護者活動も自由です。PTA役員のような立場の方はいますが、それ以外の人はボランティアなど募集があった時、できる時にできる方法で参加する形です。前回手伝えなかったから今回は頑張ろう!という感じで参加できるのは魅力✨学校のカラーなのかたまたまなのか、大らかで親切な保護者の方ばかりで親繋がりも楽しいです。

ここがいいとこ~学び~

日本・海外、公立・私立・インターを経験している娘達ですが、日本の学校では発言時に「間違えられない」と思うようです。この点インター校は根本的に異なり、主に「答え」ではなく「意見」を聞くために発言を求めるので正解も不正解もありません。人前で意見を言うのは誰でも最初は勇気がいりますが、自分の意見を言える大人になる大変良い練習になっていると感じ、私としてはこの点かなりお気に入りポイントです。
体育では、跳び箱や鉄棒などはなく、ゲーム性の高いサッカーやフリスビーなどを行います。体を動かす意味のほか、勝つための作戦会議やその実践を通して協調性を学びます。ちなみに水泳は温度基準が低いらしく、かなり寒くても入りますし、正当な理由がないと休めません。
カリキュラムの特性でもありますが、全ての教科で共通のテーマで関連し合っており、いろいろな角度からの学びを展開します。これも非常に面白く、とてもお気に入りポイントです。

ここがオモロイ~自由すぎる卒業式~

イベントごとは個人的にツッコミどころが多いのですが、今回は最後に自由すぎた卒業式の様子を紹介します。
その年、次女の通う国内インター校の小学部は以前はなかった小学部の卒業式を初めて行いました。G6に進級後に今年は卒業式があるらしいと噂に。卒業式があるだけでありがたいのですが・・・
・服装:イベントで作ったお揃いTシャツ
    という指定が3日前に(先生は普段着)。
・入場:会場の体育館内に作られたゲートから入場
    子供達は館内のブルーシートで胡坐待機。
    待機から入場まで全て丸見え。
・式中:最初から最後まで壇上に起立して横並び
    後列で小さい子は保護者には見えず。
    並び方もごちゃっと。
・司会:生徒。卒業証書授与の呼名も生徒が。
    普段呼ばないフルネームは読み間違えも。   
    でも一生懸命で◎!
・式次第:卒業証書授与、感謝の言葉、先生の話、
     歌、花束贈呈、自由演技

卒業証書授与も感謝の言葉も一人ずつ。
壇上で立ち続けているにはちょっと長かったかな・・・

全て練習はほとんどしていないのでハプニングもちょこちょこ。例えば花束贈呈で先生が会場に不在、後からTシャツ短パンにボサボサ頭で「呼ばれると思ってなかった。こんな格好でごめんね💦」と壇上で笑いながら受け取りにきたり。唯一練習を感じたのは自由演技。但し出演は希望者のみ。
式の終了後は「好きに写真撮っていいよ、30分後に体育館閉めるからね!」。子供達は翌日また会うので離れがたさもないわけですが・・・。

公立小学校の卒業式の厳かな雰囲気に包まれ、しっかり練習された様々な儀式、子供の歌声でウルウルする卒業式もすごく好きですが、インターのスタイルは、これはこれで好きだな、と思ったのでした。