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帰国受験をせずに復学を選んだら・・・【中学受験で復学可能な帰国生の多い学校を選ぶ戦略】

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こんにちは、EDUBALアンバサダーのHirokoです!今日はちょっとお勉強系の話題(初めてかも?!笑)。
子供たちが幼少期に1度目の駐在を経験し、先輩ママの戦略を聞いていた私。我が家の場合は夫が再び駐在に出る可能性が高いことから、中学受験では子供の意見を尊重しつつ復学できる学校を選びました。おかげで受験のことは考えず比較的のんびり駐在生活を送れました。
他にも色々な選択肢がありますので、その一つとして参考にして頂けるといいな〜と思いながら綴ります🎵

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知らなかった沸騰する中学受験


初めての駐在約6年、子供たちは小4と小1で帰国しました。上の子はそのまま中学受験の波へ・・帰国後3年の受験資格を得られる学校は少なく、また日本の受験モードには全くついて行けず苦戦しました(最初のブログの通り・・)それを踏まえて下の子は早くから家庭で対策をしており、小学校5年生から塾通いをスタートしました。この時既に帰国後5年、一般受験でした。

中学受験校選びのポイント


夫の仕事柄、今後も海外駐在の可能性が非常に高かったこと、先輩ママたちの話を踏まえ学校選びでポイントは4つ。
・帰国生が多い(帰国生に対する理解がある学校)
・復学可能
・実際復学する子がいる学校(重要)
・退学後復学するまで費用が発生するか否か

案の定、中学受験の直前に夫の駐在が決まり、中学入学後半年で退学、2年半の海外インター校を経て高校1年春に復学しました。帰国のタイミングは夫の任期を考えず子供と決めました。ポイントは2つ。
・夫の任期ではインター校卒業まで駐在は不可能
大学受験で理系分野への進学も考えていたこと

3月に帰国後、編入試験を経て4月から高1がスタート。復学と言ってもレベルチェックのテストはありです!!中高は何かと気を遣う歳なので友人関係がどうなるか一番心配をしていました。親の心配をよそにあっさり溶け込み、勉強以外に何の問題もなかったことは一番嬉しく思いました。出入りが常にある、帰国生がいるのが当たり前、これも受け入れられやすかった理由だと思っています。

駐在中の学習と帰国後のフォロー

駐在中はインター校へ編入。一方で日本に戻ることを見越して、中学のカリキュラムが終了する中3夏まで日系の塾で英数国をインター校の授業と並行して学習していました。基礎力はつけて帰国したつもりでしたが、高校のレベルは異なり古典・漢文、物理、化学はほぼゼロスタート。中受でベースのある社会分野は取り組みやすいようでしたが、最初のテストではガツンとやられました。見たこともない成績をとってきて・・学校では休み時間や放課後に少し先生にフォローしてもらいました。本人は塾に行くとも言わず。

親としては取り敢えず1年は見守ろうと覚悟を決めていました。どうなることかと思っていましたが、学年末に皆に追いつくことができました。これも本人の性格によると思いますが「追いつけないことはない」とだけは言えると思います。

肝心な英語、帰国後のこと

復学した学校では帰国生の英語取り出し授業が行われており、編入試験では帰国生クラス用の英語試験も受けました。しかし、結果は微妙な点数。先生からは「帰国生のクラスで無理をするより、高2になったら帰国生とは混合クラスになるから今は一般クラスがいい」と言われました。僅か2年半のインター生活、英語が思ったほど伸びていないことにハンマーで殴られるかのごとく子供と共にかなりのショック。でも!今まで多くの帰国生を見てきた先生の仰ることと受け止め一般生クラスでスタート。これが功を奏しました。帰国生クラスは英検1級取得者が多く、英語で会話する方がラクな子たちがゴロゴロいました。そんなレベルでは到底ないので、無理をさせずによかったと今では思っています。

シンガポールの秘境 ウビン島

皆にやっと追いついて高2スタート。文理選択を終え、いよいよ将来のことから逆算の学部選びです。17歳が決めるには難しいようにも思うけど、色々な道があってそれでいい、遠回りしたっていいし、右に進んで違うと思ったら左に進路変更したらいい、そんな柔軟さを持って欲しいと密かに思っています。大学受験に向かう道、また機会があれば綴りたいと思います🎵