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「目は絶対に合わせちゃダメ!」~10代の子どもと上手に話す9つのコツ

10代、思春期真っ盛り。

親とはあまり話したくないし、話すこともない。やたらと反抗的で、言葉尻を捕らえて攻撃的なメッセージを返してきたり。自分たちも同じ時代を通ってきたはずなのに、親の立場になるとどうしていいかわからない。

これはアメリカでも同じようです。アメリカの心理学者はどう対処すればいいと言っているのか、一例を紹介します。

原文はこちら


10代の子どもと良いコミュニケーションを取る9つのコツを教えてくれているのですが、 びっくりした項目はこれ↓

 2. Feed him 食べ物を与えておこう

話を始める前に食事を与えるのがコツだと言うのです。
お腹がするとイライラすること、大人でもありますよね。話し始めたときには不機嫌そうに見えなくても、話をしている間にイライラしてくるかもしれません。だから、事前に血糖値を安定させるためになにか食べさせることで、イライラを起こしにくくし、話に集中させたほうがいいと書かれています。

話す前になにか食べさせようなんて考えたこともなかったので、目からウロコ。最近イライラしていて、子どもが話を聞いてくれないというときには食事やおやつをさせた後に話ししてみたら、少しは話を穏やかにきいてくれるかもしれません。


他の8つについても触れておきましょう。内容をかいつまんだ意訳ですので正確には原文をご参照ください。

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1.事前に話し合いをする内容を子どもに伝えておく
 突然〇〇はどうするの? と切り出すのではなく、明日〇〇をどうするか話をしたいから考えておいてね と言った感じで考える時間を与えておく。

2.話をする前に食べ物を与えておく

3.長々しい講義はしない
 
ダラダラと話しても子供の頭には何も残らないので、言いたいことを短いリストにして、相手に伝えましょう。各ポイントを子どもが理解したかどうか確認することができれば、事足りるはず。

4.感情を制御する
 10代の子供相手に感情的になっても何もいいことはありません。相手の過剰な反抗心を呼ぶだけなので、冷静に。

5.話している間歩いておく
 だいたい男の子は動いているときのほうがより良い思考が行える。ずっと座っていることに耐えられなくなり、気が散るので、キャッチボールをしたり、歩いたりといった活動しながら話をしたほうが良い。

6.間接的にコミュニケーションをとる
 目を合わせて話すことは10代の男の子に取っては逆効果になるかも。相手に威圧感を与えてしまうので、横並びに座ったり、並んで歩きながら話したほうが良い会話ができる。

7.具体例を示そう
 片付けなさいと叱るよりも、実際に汚い子供の部屋に一緒に行き、ひとつずつ「これは汚いと思う?どうすればいい?」と聞いたほうが、子ども自身が自分で考え、行動する助けになる。

8子どもが生まれつき持っている競争心に注意を払う
 子どもを全面的に信頼し、応援していることを示していれば、子どもも行動に対して親に指導や意見を求めるようになる。むやみに競争心を煽らない。

9.フォローアップに時間をかける
 話をした後、子どもたちには熟考する時間が必要。自分の考えをまとめるのに数日、数週間、もしかしたら数ヶ月かかるかも。それでも辛抱強く待つことで、更に大きな理解を得ることができるはず。


つまり・・・

  話す前になにか食べさせる 
→ 目を合わせないように横並びになって 
→なにか行動(歩いたり)しながら会話  

   

すればいいわけですね!効果の程は不明ですが、どれも簡単に試すことができそうなので、ちょっとずつ取り入れてみてはいかがでしょう。

私も思春期真っ盛りの息子に試してみようと思います。



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