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【小6】インター生の中学受験、何が大変か

いよいよ5月も終わりで、学年末に突入する子供たち。

長女はこの一年間year7生として、中学校のカリキュラムをこなしてきました。また、日系中学受験塾への通学も二年目に突入。そんな中の雑感です。

伸び悩みの原因は?

通塾開始時(year6)の時と比べて、year7になってから明らかに低下傾向にある日系塾の偏差値。学校の宿題が増えたり、通塾にかかる時間が長くなったり、塾の勉強も難しくなってきたり。理由はいくつかあると思うのですが、究極突き詰めると、「学ぶ教科数が国立大受験並み」になっていることが要因なのではないかと思ったのがこの春。

科目数と偏差値の話

一般に国内の大学受験においては、入試科目数の多い国公立より三教科ですむ私学の方が、各教科単体の偏差値は高くなりますよね。だから、多い科目でトータルの偏差値を上げていく国公立タイプか、少ない得意教科で勝負する私大タイプか、冷静に見極めて、勝負をかけていく人が多いと思います。

もともと、バランスタイプな長女は最初、教科数が多い方がいいと思っていましたが、インターでの授業が本格化するにつれ、時間が取られる教科だけでも、日本の4教科+語学(英、中、仏)、数学(もう中学生の範囲)…ちょっとびっくりするくらい増えているなと。相乗効果があるようでないのも難点。英作文が上手くかけるからといって、日本語作文ができるかというと全然そんなわけでもないのです。

帰国子女受験はどう戦うべきか

こればっかりは、行きたい学校、本人の特性、そしてタイミングなど複雑に絡み合ってきますが、春に行った学校見学を経て、とにもかくにも本人に合わせたスタイル(教科)にどんどん変えていくのが正解だなと。ひとまず、我が家は理社は来月から省くことにしました。

減らすのは片道切符なので、勇気が入りますが、

この本の通り、戦術と戦略ありきで。

間違っても、「これまでやってきたから」「他の子がやっているから」というような情緒的で非合理なことにとらわれないように、よく目と心を開いて進めていきたいと思います。


よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!