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娘からハリー・ポッターを取り上げることになった話

子供が本を読まない悩みとは、お陰さまで無縁なのですが…

私自身、公園でも本を読むような子供で、未だに本を持たずに外出することはあまりありません(最近ではKindleということはありますが…)。
子供にとっても、日本にいるときから、電車やバスに乗るときは本を持ち歩くのが習慣になっているくらい本は最も身近な存在。日本語と英語、学校では中国語も習得していかねばならない環境の中で、本が好きなことは素直によかったなと思います。

実際、「読書が好きって、羨ましい!」と言っていただくことも多いです。しかし、しかしですね…現実にはこれまた悩みがあるのです。。

それは、とにかく切り替えが下手なこと。

■休み時間中に、友達に誘われても本を選ぶ
■何度注意しても、歩きながら読む
■ベッドに押し込んでも、本を読み続けて夜更かし(朝起きられない)
■宿題をやっている最中に、本を膝の上で読む

■挙げ句の果てには、ピアノの練習中にトイレに隠れて読む!

とうとう主人が怒って、ハリー・ポッター全巻セットを取り上げてしまいました。しかも、その数日後、たまたまお友達のママから、娘が授業中に本を読んでいて、学校の担任にも取り上げられていたというたれこみまであり、もう救い様がない状態です。。

私も本は好きなので、止められない気持ちもよく分かります。続きが気になっちゃうことも、本の世界から出難い気持ちも…加えて、好きなことは応援してあげたいし、どっぷりはまる幸せも感じてほしい。

しかし、親というのはやはり欲張りで、切り替えができないっていうのは日常生活として非常に困るわけです。「本好きな子にするにはどうすればいい?」というように聞かれることも多いのですが、「本が好きでないならば、他のことに時間が使えてそれもまたよし」とも思います。。
何でもそうですが、良い側面しかないことなんて、世の中にないのです。逆も然り。

本人にいつ返すのか、タイミングにも悩みます。。




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