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方向転換?!長女に得意になってほしい教科は…

長女が年長の時、家庭学習の方向性をイメージする助けになればと単発で受けたIQテストで、実は理系脳な雰囲気のあった彼女。

本人はその頃から本好きだったのですが、国語が劣後したその結果には頷ける点も多く、以来、なんとなく数学系に強くなればいいなぁと思っていました。

時は過ぎ、小学3年生になった今。あまり傾斜をつけずに学習習慣をつけることを優先に進めてきましたが、ここに来て、娘にフォーカスさせたい教科が出てきました。

それは…英語でもなく、数学でもなく、国語でもなく…

社会!

きっかけになったのは、実は私のオンライン英会話での体験でした。

いつも「Daily News Article 」という英文記事を題材にしてもらっているのですが、これがバラエティに富んだ話題を扱っていて、ニュースのコラム欄を読むような感覚が活字人間の私にはとてもあっているなと思います。

さて、どこの英会話教室にも講師指名制度があると思うんですが、最初は発音が綺麗か(かなりフィリピンなまりがきつい先生もいらっしゃるので…)を基準に考えていたのですが、最近、この先生にお願いしたいと思う先生が4人います。

この共通点は2つあって、

ひとつは、私の英語を正しく直してくださること。
もうひとつが、話題についてこられること。

この2つめが結構大事で、最も差が出るのは政治の話題。

例えば、先日、北朝鮮がミサイルを発射した話の時、「他国が経済的な制裁を行うことは果たして正しいか」みたいな会話になったんですね。

私がその時言いたかったのは、「他にやり方が難しいものの、度が過ぎると戦争のトリガーになる危険があるから、正しいとは言い切れない。日本だって石油という経済制裁を受けて、第二次世界対戦を引き起こしたじゃないか」

こういうとき、先生によってはI see.くらいで終わってしまうことも多い中で、このときの先生とは話が弾んだのです。勿論、先生にとっては自国のことではないので、その背景知識を持っている人とそうでない人がいるのは当たり前。だからこそと言うべきか、こういうのを教養と言うんだろうなと思ったんですよね。

これまで教養人といえば、art(文学、美術、音楽、宗教など)に造詣が深い人をなんとなくイメージしていましたが、きっとそういうのも社会科のバックグラウンドがあって初めて成り立つものですし、根幹は社会。

上の記事でも、そのようなことを書いていました。ということで、長女に得意になってほしい教科は、ずはり「社会」なのかもと。

本を読むことが好きなこと(英語と日本語で文献に触れられること)、海外に住んでいること、元々地理、伝記、宗教などに興味があること。素質は十分ですし、本人が気に入って続けている毎晩のNHK easy news習慣も無駄ではないわけです!

そういえば、仲のいい友人(注:頭よい)が高校の時から、理想の男性のタイプは「時事問題を一緒に語れる人」っていっていて、さすがと思ったのですが、これはなかなか含蓄のある言葉だと改めて思ったのでした。

さて、かくいう私は社会科は大の苦手。子供向けにおすすめの本などがありましたら、ぜひ教えていただけると嬉しいです♪

よりたくさんの良書をお伝えできるように、頑張ります!