レンジで即効!シャインマスカットの本みりんコンポートと、甘酒豆乳プリン
ここ数年、友人のぶどう畑で手伝いをしている。
普段は食関連のコラムを書いたり、料理教室(企画・準備・当日)をしたりと、わりかし時間に自由がきくので繁忙期は手伝いっている。
そういうわけで今年はシャインマスカットが大豊作!
かくいう私も、例年以上にシャインマスカットを食べることが多く、そのままはもちろん、冷凍したりスイーツにしたりと、金銭感覚がバカになってしまいそうなくらいよく食べている。
ちなみにシャインマスカットに限らずぶどうは粒で保存するとよいそうだ。これは、実が軸に付いたままだと栄養が取られて劣化するからで、キッチンばさみでぱちぱちと軸から実を切り離して、粒で保存すると、ぶどうがしなしなになることなく、最後までおいしく食べられる。
せっかくたくさんマスカットがあるので、こんなものを作ってみた。
「シャインマスカットの本みりんコンポート」
そのまま食べてもおいしいシャインマスカットに、本みりんを加えてレンジでチン。砂糖不使用の和テイストコンポートに。
本みりんは、「もち米」を主原料としたまろやかでやさしい甘みが特徴の酒類調味料。本来なら料理に甘みと照りを加えるために使うものだけど、加熱しちゃえばアルコール分は飛ぶし、甘味料として少量使う分には問題なし。
そんなわけで、豆乳プリンの上にON。せっかくなので、豆乳プリンも砂糖を使わず甘酒を使って作ってみた。やさしい甘さのデザートをご堪能あれ。
シャインマスカットの本みりんコンポートと、甘酒豆乳プリンの材料
シャインマスカットの本みりんコンポートと、甘酒豆乳プリンの材料
1.豆乳プリンを作る
鍋にゼラチンと水を入れてふやかす。火にかけて溶かしたら、甘酒(砂糖)を加えてなじませる。
豆乳を加え、沸騰直前で火を止める。甘酒を使った場合、ここで塩をひとつまみ加えて、甘みを引き出す。
甘酒で作った場合、プリン液をざるで濾す。
容器に入れ、冷蔵庫で冷やす。
2.シャインマスカットの本みりんコンポートを作る
シャインマスカットというと、きれいな翡翠色のイメージですが、樹上で熟したものはこんな感じで黄色っぽくなっています。
これはこれで、砂糖漬けにしたくらいに甘い! 凍らせたらほぼアイスってくらい甘いです。(なので避けないで食べたほしい)
シャインマスカットを洗って、水気を切ったら、4等分の輪切りにする。
耐熱容器に入れ、本みりんを加えたら、ふんわりとラップをして600Wのレンジで1分温める。
冷ましたら完成。
3.仕上げる
固まった豆乳プリンの上に、本みりんマスカットを乗せたら完成。
いただきます!
甘酒豆乳プリンのほんのりとした甘さの上に、フルーティーで品のある甘みのシャインマスカットがなんともイイ感じ。
よーく冷やしてからいただくのがおすすめ。
ちなみに私はシャインマスカットを使ったレシピは過去にも紹介しているので、こちらもよかったらぜひ!
◇◇◇◇
こちらもよろしくお願いします!
◇ 「まいにち野菜と豆腐」(江戸野陽子のHP)
最近は料理教室の告知がメインです。
◇ 日々の活動はFacebookページにて随時公開してます。
◇ 「すごい豆腐の最高においしい食べ方」笠倉出版社(江戸野陽子の豆腐レシピ本。豆腐は種類別にレシピを紹介。揚げも厚揚げもおからも豆乳も湯葉も詳細に取り上げております。どうぞよろしくお願いします!)
野菜と豆腐の料理家 豆腐をきっかけに知っていただけたらありがたいかぎりです。