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保守の良識より、革命の愚行を 沖縄と憲法改正
(初出 「週刊読書人」2018年3月9日号)
ジョセフ・ヒースは認知科学の知見に基づいて、バーク流の保守主義を再評価していた(『啓蒙思想2.0』)。ただし、一度「悪習」が広がってしまうと、保守主義的な漸進的な改良は効果がないことも認めている。そのときはシステム全体を一変させる「大きな一歩」を全員で踏み出さないといけないとヒースでさえ主張しているのだ。
しかし、どうもインターネットではヒースは単なる冷笑の権化として扱われているらしく、いやはやである……。
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