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ノート

現在執筆中の本の草稿を掲載していきます。 悪意といったテーマになるかな、と。 目標は月2回以上の更新です。また、過去に執筆したエッセイや論考を掲載予定。 (※宣伝や読者獲得のため…
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記事一覧

雑に飲んで、雑に死ぬ

   出版社で働いていたころ、新宿の中井に住んでいた。アパートの近くにうなぎの串焼きを出…

300
綿野恵太
10日前
13

「無敵の人」について考える、その2

 定期購読のマガジン更新が滞り、申し訳ないです。というのも、最近、シラスさんを間借りして…

綿野恵太
1か月前
5

「無敵の人」について考える、その1

 「ひろゆきに論破されてみた件」(新潮9月号)で書いてないことがあった。彼が発案したと言…

綿野恵太
2か月前
13

論破されてみた件、その5

(つづき)  数年前、ひろゆき氏の発言がネットで話題になっていた。どうやら「猫の寿命って…

綿野恵太
3か月前
12

論破されてみた件、その4

『表現者クライテリオン』2024年7月号、5月号に與那覇潤さんの新連載「在野の知を歩く」にゲス…

綿野恵太
4か月前
23

論破されてみた件、その3

(前々回、前回からのつづき)  ひろゆきさんからは予想外の言葉が飛んでくる。その言葉を理…

綿野恵太
5か月前
19

論破されてみた件、その2

   (前回のつづき)  あ、ひろゆきさんはぼくの話をぜんぜん聞いてない。何度か言葉を交わして、気がついた。正確にいうと、ぼくの言葉は耳に届いている。けれども、単に届いているだけ。どんな事情で、どんな意図で、どんな思いで、どんな文脈で、どんな背景で、その言葉を使っているのか。相手を理解しようとする気配がまったくない。他人の言葉に耳を傾けようとは絶対にしないのだ。

論破されてみた件、その1

 2024年2月23日の夜。ぼくは疲れ切っていた。テレビ局が用意してくれたタクシーで、ぼくは友…

綿野恵太
5か月前
33

アステイオンに寄稿しました

  5月24日に刊行される『アステイオン』100号に「物流倉庫のバイトのあとに『柔らかい個人主…

綿野恵太
5か月前
17

エスカレーターと合理的利他主義

 コロナ禍のころ、フランスの思想家ジャック・アタリの「合理的利他主義」が注目された。合理…

綿野恵太
5か月前
7

下向きの自己啓発書とアナキズム

 「下向きの自己啓発書」と僕が勝手に読んでいるジャンルがある。  一般的にビジネス書や自…

綿野恵太
6か月前
24

下からのウォーク・キャピタリズム

二〇一九年の東京大学の入学式、社会学者の上野千鶴子さんが、受験競争を勝ち抜いた新入生たち…

綿野恵太
6か月前
18

これがほんまの犬死やなあ

 むかし上岡龍太郎と笑福亭鶴瓶がやっていた『パペポTV』というテレビ番組があった。二人がフ…

綿野恵太
6か月前
17

マガジンを定期購読されている方へのお詫び

マガジンを定期購読されている皆様へ