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北京五輪フィギュアからの呟き

羽生結弦くんが世界で人気だ。私もまあ好きだ。
調子がいい時の彼の演技はやっぱり突出して技術が高い上に、心を惹きつける力があり感動を誘う。
人柄も素直で朗らかで頑張り屋さんだ。アスリートとしての向上心も立派だし、他者へのリスペクトと後輩への思いやりもある。さらにキレイな外見もキャラクターに合っていて、そのまま絵になる。

しかしながらそんな完璧な彼を苦手という人も多いようだ。
理由は色々あるけど、ナルシストっぽい、あざとい、というようなのをよく聞く。その感覚も多少わかる気がする。
言葉のチョイスやちょっとした表情や動きに「あ、今見られてるの意識してるな?」と感じる時はたまにある。もちろんそんなものはこちらが勝手にイメージしてしまったことで、本人の気持ちとは関係ないが、一定数の日本人はそんな印象を受けているのだろう。
ただこれは外国人からすると違う気がする。多分そう言った細かい言葉のニュアンスというのは翻訳を通じて削ぎ落とされ、シンプルな言葉に入れ替わり飾り気のない表現となって伝わるのではないか。
そして羽生くんは程よくクールでミステリアスな雰囲気を纏い、日本で受けるのとはちょっと違ったイメージで世界に広まっているのかもしれないと思った。
別にdisってるわけではない。そういうフィルター効果というのはあって、それは物語の登場人物のような、人間離れした神々しい魅力を生むんじゃないかと想像している。そういうものに夢中になれる楽しさが私は好きなので、ちょっと羨ましい。

特に中国で羽生くんは大受けのようだが、この距離感がまたイイ。
日本で韓流が流行るのとも通じる気がするが、同じ人間でほぼ似たような見慣れた外見なのに、全く違う言葉を話すところが萌えポイントなんじゃないかと思ってる。
これが全く見た目の異なる欧米人あたりだと、また違ってくる。完全に見た目も文化も言葉も同じ日本人同士でももちろん違う。
ほぼ同じなのに、1点で大きく異なるというのが絶妙な萌えだ。こういうのはハマるとたまらなく甘美な趣味になる。

かなりどうでも良い話を書いた流れで、今回の北京五輪を見ながら思いついた「フィギュアスケーターの作画まとめ」を記したい。
〇〇先生の漫画に出てきそうというやつだ。本当にどうでも良すぎて、リアルな会話で話題にできない。
既に世の中で話題になっているものと被る引用もあるが、どうやら自分しか思ってないパターンもあるようなので書いておこう。

羽生結弦選手
→世間一般では天野喜孝先生ということだったが、最近話題になってた中国の学生が描かれたイラストがめちゃくちゃ素敵だった。
まさにこんな感じじゃなかろうか。妖術使えそう。

宇野昌磨選手
→満場一致で萩尾望都先生。異存なし。

鍵山優真選手
→コボちゃん(植田まさし先生)

アンナ・シェルバコワ選手
→魔夜峰央先生(バンコランがつまみ食いする大人しい美少年あたりにこういう顔がいた気がする。もしくは初期のキレイなパタリロ)

アリョーナ・コストルナヤ選手
→弓月光先生(甘い生活のお姉さん?猫目の美女)

坂本花織選手
→エンペラーペンギンの赤ちゃん(漫画じゃない)

以上。
初めてのnote投稿が下らなすぎて心配になった。
ちなみに私はぶっちぎりでネイサン・チェンのファンである。

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