2024年5月12日(日)

昨日の日記は、そのほとんどを桜木町から病院近くのバス停まで、バスに乗っているときに書いていたのだが、バスに降りた後、何もない歩道で思いっきり転んでしまい、手のひらの固いところと右足の膝を擦りむいてしまった。
ユニクロのお気に入りのジョガーパンツを履いていたのだが、膝の部分が少し破れていた。
ジョガーパンツのおかげで膝の擦り傷がそこまで酷くなかったが、かなり気に入ってるジョガーパンツだったのでジョガーパンツがちょっと破れたのがめちゃくちゃショックだった。
実は昨年も同じジョガーパンツで転びかけたことがあり、膝部分の布にうっすらとダメージを受けたので、予備にもう1本同じものを買っていたのだった。
昨日履いていたジョガーパンツがどっちのジョガーパンツかわからないが、とにかく不安なので早くジョガーパンツを買い足したい。 
ジョガーパンツ、この間まで安くなっていたのに…あの時買っておけばよかったが、まさかこんなことが起こるとは思わなかったし、仕方あるまい。
というか、誕生日にズボンが破れるほど転んだのも結構ショックだった。昔より体が大きくなっているせいか、大人になってから転ぶのって結構精神的ダメージが大きい気がする。
しかも、その後病院へと向かう坂道の手前の自販機でジュースを買ったのだが、転んだショックで気が動転してしまっていたらしく、ジュースを買ったのに釣り銭だけとって病院まで戻ってしまい、病院の窓口でそのことを思い出して慌てて坂を下り、自販機に残されてちたジュースを取ってまた坂を登って病院に戻るというバカなことをしてしまった。
さらにそのあとはジュースを受付に置いたまま病棟に戻ってしまい、受付の人から電話があってジュースを受付までまた取りに行くという実に馬鹿みたいな行動を繰り返してどっと疲れた。
そんなわけで帰ってきて荷物の整理をしてからは何もする気が起きず、ずっと横になっていた。
晩ご飯もほとんど食べられなかった。
ただ、便秘に関してはぜんじつに飲んだ液体状の薬が効いたようで結構マシになった。体重が少しでも減っているといいのだが…。
そして昨日はいつも聴こえていた女の人の叫び声が一切聞こえなくなっていた。ひょっとしたら他の部屋に移されたのかもしれない。
入院初日からずっと同じ女の人の声を聴いていたが、昨日はその声が聴こえなかったこともあり、眠剤を飲んだらすぐに寝てしまっていた。
疲れていたし、眠剤を飲まずに寝られるかと思ったが、流石にそれは無理で、やっぱり薬なしでは3時間くらい横になっていても全然眠れなかった。
そして一夜明けた今日はなんとなく本を読むより書きたいという気持ちが強く、昨日娘からもらった手紙の返事をハガキに書いたり、今の入院生活を題材にしたエッセイというか、まとまった日記というか、そんなものを原稿用紙に書いていた。
私は色々なことを想像して架空の話を作ること…つまり小説は書けないので、まぁ過去に書いていた「あぶくの家」や「コーヒレディーはマルドロールを駆け抜けて」的なやつになるだろう。
手で書くと時間や誤字が増えてしんどいが、原稿用紙は文字数がわかりやすいのが長所だ。
午前中から書き始めて今で3200文字くらいまで書いた。結構書いたつもりがまだ3200文字とはガッカリであるが、とりあえず退院までに最後まで話をもっていけるといいなと思う。
果たしてそんなやる気になるのかは謎だが…。とりあえずやってみよう。
スマホがないと本当に本を読むか文章を書くしかない。文章を書けるだけでもまだいいのかもしれない。そう思うことにする。

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