私の昔話13 「6歳の時の体験談です」

「殺人事件」
私を可愛がってくれるヤクザのお兄さんと永藤でフルーツポンチを食べ店を出ました。当時、永藤と並びのキリンへ食事に出かける事が多くありました。ヤクザのお兄さんは、店へ来ておじさんと話した後、フルーツポンチを食べに行こうと私を誘います。この日もフルーツポンチを食べた後、店を出て遠回りに散歩しました。アメ横の中心の写真の場所付近で前から来た私の知っている3人のヤクザが大きな声で、坊やさがれと怒鳴るのです。手をつないで歩いていたヤクザのお兄さんが私の手を払いのけ一歩進むと前から来た3人のヤクザは1人が白鞘に入った長い刀を抜いて、他の2人は短刀で切ったり刺したりしましたので抵抗する事もなく絶命しました。私は血の海の中にいました。まわり中黒山の人だかりでしたが、3人のヤクザは逃げてその場には居ませんでした。しばらくして警察官と私の友達の刑事が来て、上野警察で話をしました。履いていた下駄は血だらけで半ズボンもズボンに挟んだ手拭いも血しぶきで、顔にも血がついていました。実際には血が下駄に着いて固まって動く事は出来ませんでした。
その場所はアメ横で一軒しかない魚屋、大関清水川の父親の魚屋の前でした。魚屋の奥さんがおじさんの店に駆けつけ事情を話したので、おじさんが直ぐに上野警察へ来ました。私は興奮してその夜は熱を出して眠れなかったようです。81歳になった今も時々あの時の夢をみます。逃げた3人のヤクザは1週間後に殺された事を友達の刑事から聞きました。

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