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眉メイクの時間を手放したい!アートメイクに初挑戦

アートメイクってご存知ですか?皮膚の浅い部分(0.02~0.03mm程)にインクを注入し、着色していくメイクです。

私は眉毛が薄いため、ちょっとそこまで…といった外出でも眉毛は必ず描いています。ちゃんと描かないと人相が悪いのです(涙)。

そのため、眉毛メイクの時短にもなるアートメイクをしてみたいと思い、今年度は手帳の「やりたいことリスト」にも書いていました。

自分軸手帳に書いたよ

なかなか実現に至りませんでしたが、やっと!アートメイクに初挑戦しました。ちょっと面白かったので記録に残しておきたいと思います。

アートメイク実現へのキッカケ

実は1~2年前から興味を持っていたアートメイク。在宅勤務になっても保育園の送迎で外に出るため、とりあえず毎日眉毛を描くことは習慣になっていました。眉毛があったら楽なのになぁと思いつつ、アートメイクは決して安い金額でもないし、未知の世界。なんとなく「いつかやりたいな」と時間だけが過ぎていきました。

そんなある日、娘が40度の発熱。夜中だったので、もし体調が悪化したら救急外来に行かなければなりません。

「一応準備だけしておこう。あ、眉毛描かなきゃ…

そう思った時、こんな時にも眉毛の心配をしなきゃいけないことに嫌気がさしました。緊急時や何かあった時、せめて眉毛がちゃんとあれば身なりを気にせず動ける。 

これがアートメイク実現の一番のキッカケでした。

もう一つのキッカケは、部屋の物を減らしたことです。娘と自分の体調不良をきっかけに「物を減らそう!」と思い立ち、家の中の物を捨てたり手放し足りした際、化粧品も必要最低限にしました。

マスカラ1本、ファンデーションも1つ。なのに眉毛関連だけは、ペンシル、パウダー、消えないためのコーティング液(夏は汗ですぐ落ちるからね)…と手放せない。

メイク用品はこれだけに減らした!

眉毛ってそんなに簡単に描けるものでもないので、メイクにも意外と時間がかかる。

このメイク時間とメイク道具を手放したい!
切に思いました。

アートメイクは半永久ではありません。肌のターンオーバー、時間の経過によって徐々に薄まるそうですが、平均して1〜3年は残るメイクです。なので、万が一失敗しても、そこまで困らないというのも挑戦するキッカケになりました。

クリニック探し

覚悟が決まったらまずはクリニック探し。
アートメイクを手掛けている場所はたくさんあります。私は初めてだったので以下の点を満たす場所を探しました。

  • 医療機関で医師がきちんと診察を行ってくれるところ

  • 症例が多く施術後の写真の印象が良い

  • ベタっと感が無く、1本1本書いてくれる自然な施術を売りにしている

  • Googleの口コミが悪くないところ(クリニック自身の口コミや体験談は良いものしか載せないため)

大手美容外科と迷いましたが、最終的に症例が多く院内も綺麗なクリニックに決めました。

金額は?

選んだクリニックは、技術ランクによって料金設定が異なります。5万円~18万円とかなり価格に差があります。

眉毛のデザインについては微調整しながら細かく相談にのってくれるとのことだったので、最高ランクの方じゃなくても大丈夫かなと思い、認定試験に合格し、症例も多いランクの方にお願いしました。2回分、およそ10万円弱です。
(1回では色素が定着しなかったり微調整が必要なので、だいたいどこのクリニックも2回での金額が設定されています。)

予約自体はメール2~3回程の簡単なやりとりで取ることができました。

いざクリニックへ!

普段通りのメイクをしてクリニックを訪れました。問診票の記入を済ませ、説明事項を聞き、注意事項に合意した上で、医師の方がOKと判断すると、施術ができます。ここまでで20分程でした。

実際に施術を行ってくださるのは看護師さん。まずは希望の眉毛の形などをヒヤリングされ、眉毛周辺のメイクをオフ。

上がすっぴん、下が自分で眉毛を描いた状態

顔に合った眉毛の長さをきちんと計算してからデザインに入ります。

骨格に合わせた黄金比を計算してくれます

比率を計算した後は、目印に合わせて眉の形を描いていきます。デザインはペンシルでべた塗りした状態で決めます。こんな感じです↓

これを見た瞬間は不安になった(笑)

この時点では仕上がりのイメージが分からず、正直不安でした。「ここからどんな感じになるのですか!?」と不安な私の様子を察した看護師さんは、他の患者さんのビフォーアフターをたくさん見せてくださりました。

実際は自然に仕上がることを確認した上で、「長さや太さに違和感はないか」など、手鏡を一緒に見ながら細かく調整していきます。

形が決まったらいよいよ手彫りへ。

麻酔クリームを眉毛に乗せて少し待ちます。その間に皮膚に入れるインクの色を決めます。ナチュラルな色がよかったので、明るめの茶色を選択しました。

麻酔クリームの上にラップを敷き、色を乗せて確認中

10分程経ったらクリームを落とし、針で1本1本眉毛を描くように彫っていきます。痛みをまったく感じない方もいるそうですが、私は安全ピンでひっかかれているような痛みを感じました。

彫り終わったら眉にインクを乗せますが、これが意外とヒリヒリして痛かった!でも数分なので我慢。

インクを拭き取った後は、再度麻酔クリームを塗り、同じ工程を行いました。2回目の方が麻酔が浸透するからか、痛みはありませんでした。
デザイン決めから施術完了まで、約2時間程です。「お疲れ様でした〜」と声をかけられ鏡を見ると…

思ったより自然な仕上がり!良かった!

施術直後はこんな感じ

ダウンタイムは1週間

色素が定着し自然な感じになるまで1週間と言われました。施術後24時間は洗顔等出来ず、1週間程はワセリンでしっかり保湿しないといけませんが、腫れたりするわけではないため、施術後は外を歩いても全然平気でした。

3日後、すっぴん。自然な感じに!

すっぴんでも眉毛のことを気にしなくてよくなり、朝のメイク時間と手間が削減できて大満足!朝のメイク時間を短縮したい、眉毛を気にせず過ごしたい、そんな方にはおすすめです。

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