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「プロフェッショナルの根源-野球人 前田祐二の場合-」の まえがき

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note初投稿です。
読んでいただきたいのは、次のページに掲載している
「プロフェッショナルの根源-野球人 前田祐二の場合-」です。
このページは、その制作に至った経緯などを書いています。
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2021年になって早くも2か月が経とうとしている。
制限をかけざるを得ない生活にもようやく慣れてきて、1年前の写真を見ると違和感を覚えるほどに馴染んでしまった。暗く考えても仕方がないので、前を向いていくために、まずは昨年の頑張りを形に残しておくことにした。
世界中で大変な一年になった2020年、仕事以外に、個人として挑戦したことに、ずっと取材したかった人のインタビュー記事を書ききれたことがある。
ようやく編集者、ライターとしての一歩を踏み出すことができた気がする。

2019年から受けてきた宣伝会議主催の編集・ライター養成講座。これは、その卒業制作として2020年8月に書いたもの。(卒業制作課題は、自分がインタビューしたいと思った相手に取材をして、6000~7000字でまとめるもの。講師による講評があり、最優秀に選ばれれば宣伝会議が発行する誌面に掲載される)
僕自身は、元プロ野球選手の前田祐二氏にインタビューを受けてもらった。
以前から、プロスポーツ選手の引退後の取り扱われ方(主に日本でのメディアでの扱われ方)に違和感があったのと、応援していた野球選手の生きざまにスポットを当てたいという想いもあったから。COVID-19の影響でオンラインでのインタビューとなったが、忙しい中時間を割いていただいて、本当に感謝しかない。

彼は、アマチュア時代から脚光を浴びる誰もが知る超有名スポーツ選手ではない。失礼を承知で言えば、「知る人ぞ知る」というプロスポーツ選手だ。彼のプロ野球選手になるまでも十分にドラマティックなのだが、今回は、セカンドキャリアを逞しく生きる野球人としての彼を描きたかった。
現役を退いてからの「プロフェッショナル」としての彼の生き様に、僕自身は勇気をもらっている。

この作品は、野球が好きな方より、むしろ、そうではない方に楽しんでもらえるような記事を目指しました。メディアに大きく扱われることのない一人のプロスポーツ選手の生き方に、共感が得られたらうれしく思います。
少し長いですが、読んでいただければ幸いです。

「プロフェッショナルの根源-野球人 前田祐二の場合-」

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