noteはじめました。まずは自己紹介（妻・デザイナー編）

はじめまして。

この『編集とデザイナー夫婦』noteでは、本の編集者である夫とデザイナーを生業にする妻の日常を綴っていきます。
近い業界で働いてはいるものの、似ているようで違う仕事に関するアレコレや、ライフワークバランス、趣味、考え方などについて夜通し議論することもある我々夫妻の考えを、それぞれの視点でアウトプットしていきたいと思い、始めました。

そんなわけで初回は妻から。

『編集とデザイナー夫婦』note   - 妻のほう -
1980年代生まれの30代後半。デザイナー。
ブックデザインやDTP（Desktop Publishing、デスクトップ パブリッシング＝PC上で印刷物のデータを制作する仕事）、WebやSNS上のクリエイティブ制作を行なう。手芸本の出版社、旅行誌の編集制作会社を経てフリーランスになり、約10年。現在はWebやSNS上のクリエイティブ制作、広告、UI/UX分野にも範囲を広げるべく、派遣でマーケティング会社のインハウスデザイナーも兼務する。基本的には根明で夫よりも声と態度がでかい。仕事や家事の仕方は（根っこがめんどくさがりで飽きっぽいため）自分にできる範囲と時間を確保して確実に・真面目にコツコツとやるスタイル。性格はサバサバしているが、情に厚い方。

……長いですね。
基本的に文章を書くのは苦手意識があるので、表現の仕方や思考整理・アウトプットの練習にと思ってこのnoteを書こうと提案（夫を巻き込んだ）・決意しました。
なるべく簡潔に、伝わりやすい表現や言葉選びやテンションを研究しつつ、ちゃっかり自分の仕事のデザインスタイルにも活かせればと画策中です！

趣味は「何かを作ること」

ベタな紹介からで大変恐縮ですが（笑）趣味は「何かを作ること」。
パン、お菓子、味噌、ぬか漬け、裁縫、編み物、陶芸、器、洋服、バッグ、アクセサリー、イラストなどなど、気になったものは何でも作ってみます。

「人より秀でている」とか「何々賞を獲った」というのに全く興味がないわけではないですが、どちらかというと「作る行為や過程」が好きで、そうして毎日毎日何かを作っていたら、気づいたらデザイナーという仕事に就いていました。

デザイナーという仕事と私

美大ではなく普通の四年制大学出身なので、基礎がない分実際にデザイナーになってからは毎日新たな発見・勉強の繰り返しです。学びに終わりはなく、自分のスキルを磨くという意味では貪欲な方だと思います。

しかし前述の通り「他者からどう見られるか」の上昇志向があまりなかったので、そこはデザイナーとしては（新しい仕事に繋げるためにも）もう少し自己表現をしていかないといけないな、と思っている今日この頃です。

好きなデザインや、自分が手がけることが多いデザイン傾向としては「奇抜なもの・飛び抜けてカッコいいもの・目立つもの・有名なもの」というより「なんか知らんけど良い・仕上がりシンプルだけどちゃんと考えられている・早いけど正確・縁の下の力持ち」という感じのものが多い気がします。「アーティストタイプ」というよりは「オペレータータイプ」ですね。

これは私の経験則と主観ですが、「デザイン」を仕事にする人は大まかに以下の２種類かなと考えています。

自分の表現をガンガン押しまくれ！
とにかく有名になってでかい仕事をとる！！
時間かけていいもの作るから締め切りギリギリまで粘るぜ！！！
→アーティストタイプ

クライアントが求めているものは何だろう？
ターゲットの好みの路線はどれだろう？
もはやコンサルだなあ…目立たないけどいい仕事してるわ自分。
え、締め切り？　もちろん守りますよ！
→オペレータータイプ

そして世の中にはどちらのタイプも必要だと思って（信じて）います……。

現在までのキャリアは、車の営業（完全に自分探し迷子）→ムック本の編集（同じ大変なら、好きなジャンルの仕事がいい）→旅行誌の制作・デザイン（本を編集するよりも、作る方に興味を持った）→フリーランスデザイナー・DTP（とにかくこれで食っていく決意）→派遣でIT系の会社のインハウスデザイナー（新たなスキルアップを求めて。フリー ランスも継続中なのでフルタイムダブルワーク！）と、若干遠回りしつつも、大好きな「作ること」を仕事にして飯って食えるんじゃん！！（イマココ）とちょっと忙しくもハッピーな日々です。

家族は夫と二人。妊活もしています

おいおいに、とは思いますが、家族のことや自分の身体のこと、妊活もしているのでそこらへんの話＆仕事との両立などについても少しずつお話しできたらと思います。

私の人生なりに考えていること・実践してきたこと・これからどうしたいかなど、自分を鼓舞するためにもこの場を借りて記録していく所存であります！

『編集とデザイナー夫婦』の日常、綴っていきます

そんなデザイナーの妻から始めたこのnote。

毎回テーマを決めて、デザイナーという仕事や働き方から、また女性としての観点から思ったことや感じたこと、時に腹が立ったことやクスッとしたことなどをつれづれに……毎週水曜日に（目標）お届けできればと思います。

次回はバトンタッチして、本の編集の仕事をしている夫の自己紹介です！

どうぞよろしくお願いいたします！！

追記：自分語りという行為が恥ずかしすぎるがこれはそう、就活のエントリーシートだと思えばいいんだ……