【読んだ本】愛するということ

新訳版を紙の本で貸してもらったので読みました。

途中で紙で指切って、装丁が真っ白なところにほんのり血痕つけてしまったので必死で拭き取ったよ。


<印象に残ったフレーズ>

・愛は技術であり、理論に精通することと習練に励むことで習得できるもの

(他の技術と同様、ほんとうに習得しようと思ったら”究極の関心事”に引き上げないと身に付かない)

・愛は能動的で、愛する者の生命と成長を積極的に気に掛けることである

・愛されているから愛する→愛するから愛される に成熟する

・母性愛=子供の生命の肯定 ”気遣いと責任””生きていることは素晴らしい”の2面(乳と蜜)

・汝を愛するように隣人を愛せよ

・恋愛において、人は相手を通じて人類全体、世界のすべてを愛する

・愛の習練=自分を知ること、自分を信じること。自分を信じているものだけが他人に誠実になれる

<感想>

これで


これってことかな

つんく♂さん凄いな

あとなんか、無性にプラネテスのアニメが見たくなりました。

頭の中でタナベが、愛です!って叫んでた。

ちょっと哲学的で難しいよとは聞いてたもののやっぱ難しい…

けど、思ったよりは読みやすかったな、と印象。新訳版だからか、母性愛や恋愛等身近だからかなー。

神への愛、とか宗教的価値観が出てくるところは流し読みにしてしまいました。

(流し読みでもなんとなくキーワードが読めるのが紙の本の良いところですね)


自分を愛せないと他者を愛せないというのは納得。。

自分を愛するだけの心の余裕がないと誰も愛せないねって話なのかもなとも思ったり。

心の余裕なのか、金銭的な余裕なのか。自分の10代の頃はまさしくそんな状態だった気がするので、当時読んでたら全然違う感想を持っていたんだろうなと思う(そもそも見向きもしてないか…)。

谷川俊太郎さんが帯で書いてますが、自分の人生経験によって感想が変わる本だと思うので、ライフステージが変わった時に読みたいな。



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