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映像エッジAIの開発環境とツールキット

映像エッジAIとは、カメラで撮影した映像から、物体や人物、顔などの特徴を検出・分類・認識することで、さまざまな場面での課題解決や価値創出を可能にする技術です。映像エッジAIは、クラウドではなく、現場(エッジ)でリアルタイムにAI処理を行うことで、ネットワークの遅延やコスト、セキュリティなどの問題を解決します。

映像エッジAIを開発するには、専用のハードウェアとソフトウェアの環境が必要です。EDGEMATRIXは、映像エッジAIの基盤技術を開発し、デプロイプラットフォームを提供している会社です。EDGEMATRIXのプラットフォームには、以下のような開発環境とツールキットが含まれます。

Edge AI Box

Edge AI Boxは、防水・防塵・落雷対策の屋外型など様々な環境に設置可能なエッジコンピューティングデバイスです。多種多様な映像AIアプリを動作させることができます。Edge AI Boxは、NVIDIAのJetsonファミリーを搭載しており、映像エッジAIの高速な推論処理を実現しています。NVIDIAのJetsonは、GPUを駆使したインテリジェントビデオ解析に特化したプラットフォームであり、DeepStream SDKというビデオ処理向けのパイプラインを提供しています。

EDGEMATRIX Platform

EDGEMATRIX Platformは、お客様が開発したAIアプリを短期間に高度な機能を使ってデプロイ・運用することができるプラットフォームサービスです。ソフトウェア更新、マップビュー、エッジビュー、PTZ制御、NAT越え、アクションルール設定、セキュリティ機能などの機能を提供します。EDGEMATRIX Platformは、クラウドとエッジの両方で動作し、エッジデバイスとの通信や管理を容易にします。

EDGEMATRIX Stream Toolkit

EDGEMATRIX Stream Toolkitは、NVIDIAのDeepStream SDKをベースに、EDGEMATRIXが開発した映像エッジAIの開発を効率化するツールキットです。EDGEMATRIX Stream Toolkitは、GUIやドラッグアンドドロップで、映像エッジAIのアプリケーションを簡単に作成することができます。また、Jetson NanoやJetson Xavier NXなどのJetsonファミリーに対応しており、高性能なエッジAIを実現できます。

以上のような開発環境とツールキットを使って、映像エッジAIの開発を効率的に行うことができます。

この記事では、それぞれの開発環境とツールキットの特徴やメリット、使い方などを詳しく紹介しました。映像エッジAIの開発に興味のある方は、ぜひEDGEMATRIXのサービスや製品をご利用ください。EDGEMATRIXのサービスや製品に関する詳細は、公式サイトやブログをご覧ください。
映像エッジAIの開発は、まだまだ進化し続ける分野です。EDGEMATRIXは、映像エッジAIの技術革新に貢献していきたいと考えています。今後もEDGEMATRIXのブログをお楽しみに。