動画と音楽の制作リソース配分

その日、梅雨の晴れ間を縫って、動画素材のための写真撮影へ出かけました。
今回、動画部分はフリー素材を使うことにしたのですが、静止画はオリジナルのフィルム写真を使うことにしたので、どうしてもこのチャンスを逃すわけにはいきませんでした。

音楽をやるようになって、遊びに行くとかすることはまずなくなりました。毎日の練習が重要だからです。1日も無駄にできません。
なので、今回の機会は、ある意味遊びみたいなものでもあって新鮮な体験でした。

以前、ボカロの世界は、受け手にとって音楽ではなく動画としてのコンテンツなのではないかと書きました。

故に動画の手を抜くわけにはいきません。
そして私はイラストを描けません。ボカロ世界は基本イラストやアニメーションなので毎回イラストレーターさんに頼む必要があります。
有名ボカロPのようなアニメーションなんて予算的に到底無理です。（普通に頼んだら１作の予想コスト数十万円）
いかに低予算で魅力的な動画を作るか、ここしばらくは諦めていました。
労力をかけた割にはやはり評価が芳しくないのです。
しかし、やはり少しでも頑張りたいと思いました。
自分のできることをやるしかありません。

でも、ここで疑問が浮かびます。
「自分は動画を作りたかったのか？」
答えはNOです。

というわけで、いかに効率的に魅力的な動画を作り、音楽へリソースを割くか、これも大事なミッションとなってきました。